Dリーガーの本気のおしゃれがすごかった!D.LEAGUE AWARDSの舞台裏は感動とファッションの祭典だった
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
TAKUMI(Cyberagent Legit)
<受賞>
■MVD OF THE YEAR
――3年連続の「MVD OF THE YEAR」獲得おめでとうございます。
TAKUMI:3年連続の受賞は史上初みたいで、すごく光栄です。チームとしても、レギュラーシーズンからチャンピオンシップを完全制覇した後にまたご褒美がもらえたような気持ち。最高のシーズンでしたね。
――優勝されてから、「Mステ」などの出演やメディアへの露出が増えています。
TAKUMI:ありがたいですね。勝敗も大事ですけど、それ以上にもっと多くの人に届けたいんです。チームで海外に行ったり、メディアに出ることがあると思うので、それをリーグに還元できたら。そういうものを来年も引き続きしっかりしていきたい。
――CSファイナルでSWEEP勝利したときはいかがでしたか?
TAKUMI:最初の4票が入って勝利が確定した瞬間、自分自身でも聞いたことがない「おっしゃあ!」という野太い雄叫びを上げてましたね(笑)。7票入ったときは持っているペットボトルを投げてました。もう感情が溢れ出た感じ。それから興奮が落ち着いたときに後ろのモニターに「CyberAgent Legit」と映し出されたときに実感が湧いてきましたね。それからメンバーとハイタッチしたりハグしたり。
――そんな熱狂の後にモニターを見つめている様子も印象深かったのですが、あのときはどんな心境だったのでしょう?
TAKUMI:モニターを呆然と眺めながら、今までやったことや思いが浮かんできて。こんなに欲しくて、でもなかなか手に入らなかったもの、死ぬ気で頑張っても実らなかったもの。それが実ったなと。今までの人生でいろいろな経験をさせていただいてますけど、その中でも種類が違う1番幸せな瞬間でした。
――今日の衣装のテーマは?
TAKUMI:ポイントは総柄のスーツ。自分もお気に入りで買ってから、ずっと来たいなと思ってたんです。そのインナーに何を合わせるか悩んだ結果、あえてレディースもののドレッシーなシャツを着てみました。
――シーズンオフの予定は決まっていますか?
TAKUMI:僕は自然が大好きなので、川でバーベキューとかサウナとかしたいですね。あとはメンバーと旅行に行きたいです。みんなとゆっくりする時間がほしい。
――来季は2ブロック制で毎ラウンド2デイズになりますが、来季の展望などがあれば最後に教えてください。
TAKUMI:ルール変更に対応することも含めてD.LEAGUEの醍醐味だと思うので、どうなるかわかりませんが、着実に対応していきます。またいろんなメンバーの台頭にも期待したいです!
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撮影=西村満
インタビュー&文=小池直也
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この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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