JO1白岩瑠姫/独占単独インタビュー「僕の理想は11人が弱点を補うのではなく、それぞれがパワーアップして強みを生かすグループ」
今回smart4月号の表紙を飾ってくれたJO1の3人。2020年3月にデビューを果たした彼らは、デビュー直後に降りかかったコロナ禍を乗り越え、昨年11月には初の有観客ライブ“OPEN THE DOOR”を大成功させた。決して恵まれているとはいえない環境のなかで着実にファンを増やし、4月号は発売前からSNSを中心に話題に。
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そんなJO1から、洗練されたビジュアルと振る舞いで、“王子”と名高き白岩瑠姫さんをクローズアップ。誌面では紹介しきれなかったアザーカットに加え、デビューから現在、そしてこれからについて語ってもらった単独インタビューを「smart公式サイト」独占でお届けする。
ファンのみなさんとも
メンバーとも
距離が縮まり絆が深まった
2年でした
――デビュー2周年おめでとうございます。2年間を追ったドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」も公開されますが、デビュー当時と比べて、個人やグループで変わったなと感じるところはありますか?
白岩瑠姫(以下、白岩)「ありがとうございます。デビューしてからやりたかったこともままならず、ひたすら耐えて踏ん張った2年でした。ただ、そんななかでもいろいろなことを経験させていただいたおかげで、今日のような撮影もそうですし、ダンスや歌などのパフォーマンスもすべての部分において成長したなと思います。でもそんな僕らの姿をJAM(JO1ファンの名称)のみなさんに直接見せる機会にもなかなか恵まれず、もどかしい日々でした。メンバーと頻繁に話し合って、『アサカツ!JO1』というYouTubeの生配信をしたりして、どうしたら喜んでもらえるかをずっと考えていましたね。そういったこともあって、この間(2021年11 月に幕張メッセにて)初めて有観客で行った“OPEN THE DOOR”で、少しずつ空気感が変わってきた気がします」
――JAMのみなさんと実際に会っていかがでしたか?
白岩「やっぱりオンライン越しにコミュニケーションを取るのとは全然違いました。オンラインライブだと実際にみなさんの姿が見えていないので、心配にもなるし不安にもなるんです。ライブをしているときはワーッ!て盛り上がっているんですが、終わった瞬間に素に戻ってしまうというか。それが“OPEN THE DOOR”では、感動や盛り上がりの余韻がすごく長かったんですよね。こういった時期なので歓声はNGだったんですけど、もしあの状況にプラスαでデビュー時のファンミーティングのような歓声があったら、さらに違ったんだろうなと思います。僕らを元気にしてくれるJAMのみなさんにもっと会いたいし、歓声は僕らがみなさんを元気にしたという証でもあると思うので、早くそれを聞きたいです」
――“OPEN THE DOOR”を通して、新たな目標も見つかったのではないでしょうか?
白岩「そうですね。ライブ終了後はいくつかのグループに分かれて反省会をしたんですが、今までの葛藤や苦労も認めつつ、これからはこうしていこうっていう話し合いをしました。今回のライブでは、今までJAMのみなさんに会えなかったぶん、感謝の気持ちも伝えたいし、成長も見せられるチャンスだったので、僕たちも今までやったことのない曲数を1日でやったんです。具体的には昼と夜で合わせて40曲くらい。もう“試練”と言っても過言ではないくらい大変だったんですが、それくらい2年間ものあいだ支えていただいたので、なんとしてでもやりたい気持ちのほうが強かったです。でもやっぱりライブってなぜか思うようにいかないんですよね……。リハーサルのときはできていたのに!って思うこともあったりして。なので今年はメンバー全員がすべての能力を伸ばすトレーニングを始めました」
――すべての能力を伸ばすとは具体的にどういうことなのでしょう?
白岩「今まではそれぞれがボーカルを伸ばしたい、ダンスを伸ばしたい、ラップを伸ばしたいと、得意分野を生かすためにレッスンをやっていたんです。でもライブを通して、誰がどこを担当してもいいように、グループ全体の平均値を上げることを目標にしました」
――具体的なトレーニングとしてどんなことをやっていますか?
白岩「僕は1日で40曲をこなすのが正直めちゃくちゃしんどかったこともあり、ジムで有酸素運度を取り入れるようになりました。あとはインナーマッスルを鍛えたり、筋肉をもっとつけられるようなプログラムを毎日やっています。体づくりだけでなく、音楽もこれまでは韓国のラップとボーカルレッスンだけでしたが、日本の先生にも教わるようにしたり、作曲やクリエイティブな部分も学んでいます。今、もう一段階上の作業をし始めたという状況なので、この先もっとみなさんを楽しませられるんじゃないかなと思います」
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