スニーカーの偽物はこう見抜く!スニダン鑑定精度99.96%の衝撃…その裏側は想像の100倍ハイテクだった
執筆者: ライター/黒川すい
スニダンの根幹を⽀える物流・鑑定拠点「スニダンベース」
それではここからは遂に、鑑定と検品の裏側に迫っていきたいと思います。訪れたのは、東京・豊洲に構えるスニダンの物流・鑑定拠点「SNKRDUNK BASE(スニダンベース)」。スニーカーはもちろん、アパレルやトレーディングカードなど、毎⽇数千から数万個の商品が、ここに⼊出荷するのだとか。365⽇休むことなく、ユーザーが安⼼安全に取引できるスニダンの根幹を⽀えているこの場所で、一体どんなことが行われているのでしょうか!?
1.出品情報のチェック
最初に行われるのは、出品情報のチェック。出品者が載せている商品が正しいか、サイズや数などの一致を見ていきます。このエリアをはじめ、施設内には各ポイントにカメラが設置されているので、何かトラブルがあった際にいつでも確認ができるとのこと。
基本的な情報の確認が終わったら、ホビーやアパレル、スニーカーといったカテゴリーごとで商品を仕分け。カテゴリーで分けるのと同時に、真贋レベルでの仕分けも行うのだとか(レベルによって、担当鑑定士や工程が異なる!)。この後の流れをスムーズに行うための工夫が垣間見えました。
ちなみにレベル分けの観点は、フェイクの流通量が多いか・精巧な偽造品が出回りやすいブランドやモデルか……という部分を意識しているとのこと。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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