「捨てるはず」がアートに…ネスカフェの空きパックが“京都の伝統工芸”に生まれ変わる奇跡!
執筆者: Casokdo(カソクド)
コーヒーを飲み終わった後のパッケージ。普通なら捨ててしまうところですが、それが京都の伝統工芸と組み合わさって新しいプロダクトに生まれ変わるプロジェクトが話題になっています。
目次
「自分にしか撮れない写真はない」――そう断言するマルチクリエイター・古屋呂敏が見つけた“自分にしか見えない世界”
空パッケージをアップサイクルするキャンペーン
今回注目したいのは、ネスレ日本とスーパーのフジが展開する「サステナブルな未来へキャンペーン」。世界185カ国で事業を展開する、世界最大の食品・飲料企業であるネスレは、2025年までにバージンプラスチックの使用量を3分の1削減し、プラスチックパッケージの95%以上をリサイクル可能な設計にすることを目指しています。
このプロジェクトでは、ネスカフェ エコ&システムパックの空きパッケージを回収し、それを紙糸に変えて織物にする「アップサイクル」の取り組みを行っています。アップサイクルした商品はキャンペーンの景品として提供しているのです。
アップサイクルって?
アップサイクルとは、いらなくなったものや本来なら捨てられるはずの廃材に、新たなアイデアやデザイン、付加価値を加え、元の状態よりも価値の高い製品として再利用すること。「創造的再利用(Creative Reuse)」とも呼ばれ、今までのリサイクルとは異なり、素材の価値を下げず、むしろ向上させる点が特徴です。
この記事を書いた人
インテリア、家電、アウトドアギア、地域産業品、伝統工芸、オーガニックアイテムやソーシャルグッズなど、生活に関するアイテムのプロモーションやプロデュースを行っているため、常日頃から自然といろいろなものに触れる機会が多い。自社内にハウススタジオも所有しており、日当たりの良い心地いいスペースで仕事に励んでいます。
Website:https://www.a-ms2.com/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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