「バチェラーだけど、モテなさそう!?」ローズを奪い合った3人が語る共通認識…“真面目すぎる男”の意外な素顔とは【ネタバレあり】
執筆者: ライター/石野志帆
バチェラー旅を彩った“3人の関係”のリアル
――最後の3人まで残ることで、他の2人の存在がご自身の恋や言動に影響したことはありましたか?
辻本 やはり意識する人数が減っていくので、2人のちょっとした言動や、一輝とどんなお話をしたかなどは、すごく気になるようになりました。
石森 私も「自分だけに頑張って集中しよう」と思っていたんですが、2人が最初から結構積極的に動いていて、気持ちをちゃんと言葉で伝えているところを見ていました。そこで「私も頑張らないと!」となった部分はありましたね。
小田 私は最初から他の子のことは気にしないようにしてたんですけど、最後の方になってくるとやはりデートの話を聞いて毎回泣いちゃったりして……。ダメージはありましたが、その分「次に会った時は何を話そう」と考えていました。
――他のお2人の印象をお聞かせください。辻本さんは、どんな方ですか?
辻本 えーっ!緊張する(笑)!
石森 本当におしゃべりが面白い人です。第一印象はすっごくフワフワしているアイドルみたいな子に見えて「ちょっと合わないかも……」と思ったんですけど(笑)、でも話してみたら芸人さんみたいで、すっごく面白くて!
辻本 褒めてる(笑)?
石森 褒めてる(笑)!あとは、自分も厳しい状況にいる時でも慰めてくれて、周りへの配慮も忘れないところがすごく素敵だなと思ってます。
――どんなときに慰めてくれたんですか?
石森 (小田)美夢がサプライズローズをもらって帰ってきたとき、「悲しかったよね、大丈夫?」ってハグしてくれましたね。
小田 ジャグジーデートのとき?
石森 そうそう、そのとき、撃沈してたので……(苦笑)。
――小田さんから見て辻本さんはどんな方ですか?
小田 なっぴ(辻本さん)は、最初部屋も一緒だったこともあって、本当のお姉ちゃんだと思うくらい一番感謝している人です。最初に会ったときは「タイプが似てるな」と感じていました。「ライバルだな」とも思ったんですけど、こんな可愛くて話も上手なだけじゃなくて、すっごく面白い人なんですよ。物まねがすっごく面白いんです!
辻本 女子校の“休憩時間あるある”みたいやつとかね(笑)。
小田 部屋に猿が来たことがあったんですけど、私が怖がっていたら、猿の物まねもして。
辻本 「こんな猿がいたよ」っていうのを表現してた(笑)。
――小田さんはどんな方ですか?
辻本 最初、美夢のことは「保護猫みたい」と思っていたんですよ。毛を逆立てた警戒心丸出しの子猫みたいな感じだったんですけど(笑)、徐々に警戒心が溶けてくると、可愛い妹みたいな感じで甘えてくるんです。ただ可愛いだけじゃなくて、しっかりとした軸をしっかり持っていて、自分なりの一輝との向き合い方っていうのを持っているんです。私や美月季は、結構ベラベラとデートの内容をしゃべるんですけど、美夢はちゃんと自分の中で、2人の思い出を大事に心にしまっていたのを見て、すごく芯の強さを感じました。
石森 “自分との戦い”じゃないけど、自分ひとりでいろんなことを考えて行動して、それを糧にして進んでいく一匹狼的なカッコよさがあったよね。一番年下で“可愛い妹”なのに、そういうところはすごくカッコよくて尊敬してます。
小田 嬉しい♡ そう思ってくれてよかった。
――石森さんはどんな方ですか?
辻本 美月季は私の中で一番ギャップあったかもしれない。見た目から、“強い系”の女の子なのかなと思ったんですけど、実は一番繊細だし、一番性格が良いんじゃないかって思う。例えば一輝と昔から知り合いだったっていうのも、私だったらポジティブにとらえると思うんです(笑)。でも美月季は、2人の関係が恋愛になるかどうかについて、ずっと真剣に悩んでいたところが、すごく繊細だと思いました。
石森 初めて聞いちゃった!そういうふうに思ってくれていたんだなって。
小田 私もギャップの塊だなと思った!美しくて中身も本当に優しいっていうのは、最初に会ったときから分かっていて、本当に“パーフェクト”に見えたから、少し近寄りがたいかなと思ってた。だけど、荷物の整理が苦手だって……(笑)。
石森 (笑)!
辻本 本当にそう!
小田 パッキングの度に大変そうで、スーツケース持ってこけていたこともあったよね(笑)。私はその様子を「美月季、転んでない?」って言いながら遠くで眺めてました(笑)。
石森 全然助けにきてくれなかった(笑)。
辻本 (笑)!
小田 素を見せてくれましたね。私だったらそういうのを結構隠してしまいがちなんですが、全部見せてくれたので、大好きになりました。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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