「池田エライザ×橋本愛が語る“異様なひと夏“」映画『リライト』で体感する青春の原体験
執筆者: ライター/石野志帆
初共演の感想は?俳優として互いに感じる“共感と尊敬”
——今回が初めての共演とのことですが、お互いの役者としての魅力をどのように感じられましたか?
池田 もう、魅力だらけです。それまでは作品やファッション誌を通してしかお見かけしていなかったんですが、それでも多角的な視点で見ていたつもりでした。でも実際お会いすると、より魅力を感じましたね。
――具体的に橋本さんのどんなところが魅力的でしたか?
池田 愛ちゃんって、相手の表面的な部分だけじゃなくて、内側のパーソナルな部分をものすごくよく分析するんです。しかもその分析は全然外れてない。私も「当たってます、その分析!」と思わずうなりました。相手をいろんな角度から見た上で「こういう子なのかな」と考えてくれる人で、思考にも行動にも配慮がちゃんと伴っていて素敵だなと思いましたね。
橋本 嬉しいです。照れますね(笑)。
――橋本さんから見て、池田さんはどう映りましたか?
橋本 ご自身でもおっしゃっていたんですけど、今回の作品でエライザちゃんはずっと“受け”の立場だったんです。(池田さんが演じる主人公の)美雪の役割もそうですし、他の生徒役のみなさんたちもみんな割と美雪にアプローチをかける側だったというか。それをずっと真ん中で受け続けるという役であったからこその不安や恐怖があったとお聞きしました。でも現場でも作品を観ていても、私から見たエライザちゃんはやっぱり一番輝いていました。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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