【TAKI独占インタビュー】SEGA SAMMY LUXのリーダーはTJBBでも躍動「Dリーグには夢がある」新体制で臨んだ24-25シーズンを振り返るTJBBのアーティスト活動についても語る
THE JET BOY BANGERZとの両立
――5年目となったリーグの盛り上がりに関してはいかがですか?
TAKI:熱が広がってますし、会場も大きくなりました。でも僕のなかには「もっと知ってもらいたい」という気持ちが強いです。このリーグができるまで「プロダンサー」という肩書きは自称でしかなかったんですよ。バックダンサーや先生、バトルに出る人も「プロ」。でもダンサーに企業が付き、明確に仕事として踊れるようになった。すごい夢がある。
僕自身もLDHが運営する学校・EXPGで学んで、アーティストになるのが夢でした。でもD.LEAGUEが発足して、新しい道を見つけて上京することになったんです。何者でもなかった高校生の自分をスカウトして、大きな舞台に上げてくれたD.LEAGUEには本当に感謝してます。人生の分岐点だったと思います。
プロダンサーとして戦うなかで、HIROさんから「オーディションを受けないか?」というお話をいただき、THE JET BOY BANGERZのメンバーとしてアーティストになる夢も叶いました。自分がアーティスト活動をすることでリーグにも還元できれば。
――Dリーガーになって一番成長したと思う部分は?
TAKI:自信を得ることができたなと思います。上京してからは凄まじい量の練習をしたので、その努力が「これだけ踊ったんだから」という自信に変わるんですよ。あとは2週間に1度のラウンドで、人前に立つ機会が増えたのも大きい。
――マイケル・ジャクソンに憧れてダンスを始められたとのことですが、それについても教えてください。
TAKI:僕は4人兄弟の末っ子で、上の3人は野球かソフトボールをやるような家でした。僕が踊りに目覚めたのは地元のダンススクールに母親が連れて行ってくれたことがきっかけ。その日から1番前で踊るくらいハマったんです(笑)。
そのときに流れていた音楽がマイケル・ジャクソン「Rock with You」。それが5歳の自分に刺さり、それからはマイケルの真似をずっとしてました。不思議なことにダンスだけは辞めたいと思ったことがありません。
――気になる他のチームは?
TAKI:Valuence INFINITIESです。ダンスのスタイル的にもそうだし、人柄もコミカルで面白いんですよ。いい意味で遊びながら作っていて。イベントにゲストで呼んでいただいたときもオープニングがいきなりメンバーで組んだバンドのライブから始まって、ふざけつつカッコいい。とても面白いエンタメを見せてもらったなと。
MAKO君が僕の推しで、彼のブレイキンはパワームーブではなくてトリックがすごい。人としてもすごいギャグセンスを持っているんですよ。テレビ番組「R4 STREET DANCE」でも「谷口クルー」という一緒のグループで戦った仲です。
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