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【TAKI独占インタビュー】SEGA SAMMY LUXのリーダーはTJBBでも躍動「Dリーグには夢がある」新体制で臨んだ24-25シーズンを振り返るTJBBのアーティスト活動についても語る

執筆者: 音楽家・記者/小池直也

 

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D.LEAGUEを戦うSEGA SUMMY LUXのリーダー・TAKI

熱戦続きのレギュラーシーズンを終えた、日本発のプロダンスリーグ 「D.LEAGUE 24-25」。惜しくもCHAMPIONSHIPへの切符を逃したが、今季はヒップホップを主軸に別ジャンルの要素を混ぜたショーケースに挑戦したのがSEGA SAMMY LUXだ。リーダーはTHE JET BOY BANGERZのメンバーでもあり、昨季2年連続で「MOST FAV DANCER」を獲得した人気者のTAKI。アーティスト活動と並行して、チームを引っ張る彼の素顔に迫る。

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救いだった仲間からの言葉

D.LEAGUEを戦うSEGA SUMMY LUXのリーダー・TAKI

――24-25シーズンは12位という結果でしたが、振り返っていかがですか?

TAKI:グループとしてはいい結果といえず、苦戦のシーズンになりました。CSは逃してしまいましたが、最後まで変わらずSEGA SAMMY LUXしかできないパフォーマンスを見せられたと思います。

――第2シーズンからリーダーを務められていますが、心がけていることなどはありますか?

TAKI:当時は18歳でした。リーダーを任せられた以上は率先してグループの意見をまとめたり、集まったアイデアを1度試して比較したり。あとは特に声かけを大事にしています。

――CanDooさんなど年長のメンバーも所属していますが、先輩たちをリードする難しさはないですか?

TAKI:最初のシーズンではCanDooさんがリーダーでした。何度も日本一に輝いたダンサーの方なので、次のリーダーに指名されたときは「俺でいいのか?」と思った記憶があります。それは今も変わりません。

正直プレッシャーを感じて折れそうになった時期もあったんですよ。でもメンバーが「リーダーはTAKIしかいない」と声をかけてくれて。あの時期があったから、今も続けられています。

D.LEAGUEを戦うSEGA SUMMY LUXのリーダー・TAKI

――TAKIさんから見たLUXの強みは?

TAKI:今シーズンからはディレクターがBOBBYさんからU-GEさんに変わり、グループの形もだいぶ変わりました。BOBBYさん時代はステップをメインに奇抜なファッションなどの世界観が強い印象だったのですが、U-GEさんに代わってからは今までやらなかったことに挑戦するようになっています。例えば、ヒップホップのなかでも違う種類のダンスやコンテンポラリー的な振り付けを取り入れたり、SPダンサーの起用も今までとは違う見せ方になっていますね。

やはりリーグのレベルが上がってきているので、常に新しいものをやらないと勝てない感じになっているのも事実。でも根本的なヒップホップを大事にしつつ、幅の広さを持っている点が今のLUXの強みだと思います。 

――今季、お気に入りだったショーケースは?

TAKI:2回目のエースとして臨んだ、ROUND.5「SPEEDSTER」ですね。普段の僕らの日常を早口ラップに合わせて表現したら面白いんじゃないかということで、自分がリハーサルに寝坊してしまったこともネタにしました。だから後半にようやく登場して、いきなりソロを見せるという前代未聞な展開なんです(笑)。

各メンバーのソロも入っているし、衣装もバラバラなので観ている人も楽しかったんじゃないかな。新しいLUXを見せられたショーケースだったと思います。

――今季から新しく加わった「エースパフォーマンス」ですが、これについて思うことは?

TAKI:観る側としても楽しめる要素になったと思いますね。経験できて、メンタル的にも強くなったと感じています。自分に1点の責任があるのでプレッシャーもありますが、対戦相手のエースを予測したり、それに刺激をもらったり、メンバーで「かませ!」と盛り上がれるので僕は好きです。

――もう1つの新項目として追加された、シンクロパフォーマンスについては?

TAKI:ダンスはアートでもあるので、比較するのが難しいじゃないですか。でも「シンクロパフォーマンス」の項目があると、観ている人も比べやすいのかなと感じてます。ただ難しさはありますね。これから攻略法も変わっていくと思うので、来期も追求していかないといけません。

この記事を書いた人

音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。

X:@naoyakoike

Website:https://smartmag.jp/

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