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smart2025年8月・9月合併号

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2025年6月25日(水)発売
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【独占】YZERRが惚れたニードルズ「寝落ちするほど気持ちいい服なんて、他に知らない」

執筆者: コンテンツディレクター/田島 諒

昨年、惜しまれつつも活動に幕を下ろしたBAD HOPのメンバーとしてシーンを牽引してきたラッパー・YZERR氏がsmart本誌に初登場。現在は起業家としても注目を集める彼が、プライベートでも愛用するNeedles(ニードルズ)の最新ルックをまとい、スペシャルインタビューに応じてくれた。

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「自分にしか撮れない写真はない」――そう断言するマルチクリエイター・古屋呂敏が見つけた“自分にしか見えない世界”

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

ジャケット¥60,500、シャツ¥39,600/ともにニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

NEEDLES starring YZERR

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

ジャケット¥47,300、パンツ¥37,400、メッシュTシャツ¥13,200、シューズ¥46,200/以上すべてニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

着る人のことを考えて全部計算して作られているし、自分にとってはライフスタイルに欠かせない存在

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

ジャケット¥47,300、シャツ¥47,300、パンツ¥30,800/以上すべてニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

――ニードルズのことを知ったのは、いつ頃、どういうタイミングでしたか?

YZERR オシャレについて考えるようになった19歳くらいの頃、ちょうど海外のアーティストもニードルズのトラックスーツを着始めていて、そのときにはすでに世界的に知られたドメスティックブランドとして認知していました。ちょうど、その時期にBAD HOPをモデルとして呼んでくれて一緒にファッションストーリーを制作したんですよ。もう10年来の付き合いになりますね。

――実際、YZERRさんはニードルズのトラックスーツをずっと愛用されていますよね。

YZERR 10着以上持っているくらい好きです。着心地がよすぎて、そのまま寝落ちしちゃったことが何回もあるんですよ。自分にとっては欠かせないというか、もう生活の一部ですね。普通、トラックスーツで寝るなんて過ごしにくいはずじゃないですか。それなのにパジャマの代わりになるほど着やすいっていうのは、デザインしている人たちが着る人のことを本当にちゃんと考えているんだなって。

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

ジャンプスーツ¥55,000/ニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

シャツ¥26,400、パンツ¥23,100/ともにニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

――ニードルズの魅力はどういうところにあると思いますか?

YZERR まず、素材がこだわられていて着やすいというところ。袖を通したときに優しさや温もりが感じられるんですよね。そこは、ニードルズのデザイナーの思いが投影されていると感じます。あと、洋服としてすごく洗練されていますよね。衣装としても着られるけど、どこか抜け感があって自分のライフスタイルになじむんですよ。着心地や可動性の高さに加えてカッコいい。ニードルズの洋服は全部計算されたうえで作られているんだなって感じます。

――そんなニードルズですが、これまで何度もブレス(BAD HOPプロデュースのアパレルブランド)とコラボされていますよね。

YZERR 不定期ですけど、ずっとやらせていただいています。ファンの子からも、次はいつコラボするのとよく聞かれたり。最初の頃は、自分がデザインやカラーリングについて考えていたんですよ。特に2019年にリリースしたPUレザーのトラックスーツは海外のアーティストからも、欲しいっていう連絡がたくさんあったり、オフセット(ミーゴスのラッパー)がプライベートで着てくれていたので印象に残っています。

2019年に発売されたニードルズ×ブレスのコラボレーション作

2019年に発売されたニードルズ×ブレスのコラボレーション作。国内はもちろん、海外での反響もすさまじく、数多くの問い合わせがあった。

――ニードルズは日本のブランドでありながら海外でも大人気ですが、そこに対して何か共感する部分はありますか?

YZERR 僕らがやっているヒップホップも全世界共通で盛り上がっている音楽ですけど、やはり日本から世界へ打って出るというのは並大抵のことではないと思います。そんな壁を乗り越えて、世界中の人が着るブランドになったわけなので本当に尊敬していますね。自分が昔から見てきたラッパーたちがみんなニードルズを着ているわけですから。それを成し遂げた存在なので、学ばせてもらうことが多いです。それに、海外に行って、みんながニードルズのトラックスーツを着たり、洋服を探して買っている様子を見ると誇らしく思います。自分が海外でニードルズを着ているときに「それ、どこの服?」なんて聞かれたときは、日本人でよかったなって思いますね。

――海外で活動されることでニードルズの人気を感じることもあるんですね?

YZERR すごくあります。僕はアトランタに行く機会が多いんですけど、現地ではニードルズ好きが多くて、常に新作を探している人がいるんですよ。特にアメリカでの需要が高いのを目の当たりにして、世界的にすごいブランドなんだなってことを実感します。逆に海外の友人が日本に来たときに、ショップへ連れていくと、「なんでこんなに安いんだ?」って驚かれることもあるくらいです。それくらい海外では価値が高騰している状況があるので、もっと積極的にアメリカ展開してほしいですね(笑)。

よく海外で着用していたという総柄のデニムセットアップ

よく海外で着用していたという総柄のデニムセットアップ。個人的にセットアップが好みということもあって、長く愛用していたそうだ。

――では、YZERRさんの最近のファッション的なムードについて教えてください。どんな格好が好みですか?

YZERR 生活の変化に伴って少しずつ変わってきましたね。それこそ昔は全身高級ブランドでガチガチに固めるなんてこともありましたけど。最近では、体も心もリラックスできるような少しラフな服装もいいなと思うようになって、着心地や素材感がより気になり始めたんですよ。だからこそ、ニードルズのように気が休まるものを選ぶことが多いんです。それに、ニードルズの洋服はハイブランドのものと比較するとリーズナブルじゃないですか。そこにも優しさを感じます。

プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

トラックジャケット¥30,800、パンツ¥26,400/とともにニードルズ(ネペンテス)、その他本人私物

――最後に、今後の活動について教えてください。

YZERR 2月にアルバム「Dark Hero」をリリースしましたが、今年はもう1枚アルバムを発表する予定で、アリーナクラスでのライブをまずは1回やる予定です。BAD HOPとしてやってきたことを、ソロでもしっかり成し遂げることが自分の次のステップだと考えていますね。他にも自分自身で証明したいことがたくさんあるので、期待していてください。

Profile/YZERR
1995年生まれ、神奈川県川崎市出身。地元のクルー「BAD HOP」のメンバーとして活躍し、グループを牽引。スキルフルなラップと鋭いメッセージ性で、ヒップホップシーンに多大な影響を与える存在となる。2024年のBAD HOP解散後は、経営者としても手腕を発揮。アパレルや映像など多岐にわたる分野に挑戦し、道を切り拓いている。2025年2月には、1stオリジナルソロアルバム『Dark Hero』を発表。

PHOTOGRAPHY_TOSHIO OHNO [CEKAI Management]
STYLING_MASATAKA HATTORI
INTERVIEW_RYO TAJIMA [DMRT] 
EDIT_MIHOKO SAITO

※この特集に掲載されている商品のお問い合わせは、ネペンテス☎︎03-3400-7227まで。本人私物のお問い合わせはご遠慮ください。
※この記事は2025年smart6月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。

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  • プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR
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  • 2019年に発売されたニードルズ×ブレスのコラボレーション作
  • よく海外で着用していたという総柄のデニムセットアップ
  • プライベートでも愛用するニードルズの最新ルックをまとい、インタビューに答えてくれたYZERR

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この記事を書いた人

DMRT inc.所属。数々のインディペンデントカルチャーメディアを経て2016年に独立。ロック全般をベースとする音楽コンテンツの制作、メディアディレクション、地域振興系メディアのエディットなどを行う。日夜チャリで渋谷を爆走する漆黒のCITY BOYとして、365日スコッチを手放さない。

Instagram:@ryotajima_dmrt

Website:https://smartmag.jp/

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