【Dリーグラウンド13観戦レポート】最終ラウンド目前で順位争いが白熱!あのチームがチャンピオンシップへの出場権を獲得…ほかハイライト3選
執筆者: ライター/黒川すい
ハイライト①dip BATTLES vs DYM MESSENGER
まずは、先ほども触れた2nd Matchからチェック。ラウンド12時点でdip BATTLESは全体ランキング第6位、そしてDYM MESSENGERは第7位に位置していたということで、ここで勝利すれば、CSに一気に近づく一戦でした。そんな状況下も相まって、パフォーマンスの前から高まるドキドキ感……!
先攻を務めたのは、dip BATTLES。TsUmUさんをエースダンサーに起用し、「breath」をテーマに作品を披露。ハウスを基調にしつつ、アクロバットやブレイキンなど様々なスタイルを混ぜ込んだ見応えのあるパフォーマンスから目が離せない。チーム全体でステップがシンクロしている様子は、特に観ていて気持ちよかったです。
続いて、前回のサイファーラウンドで横浜の舞台を支配したDYM MESSENGERが登場。「RESONANCE」をテーマに掲げ、揺るがぬ個々の強さ、個性を最大限に発揮。日本を代表するB-BOYの一人GEN ROCさんをSPダンサーに迎え、まさにテーマにあるように、“共振”した一大作品に仕上げています。音や照明で遊ぶ様子から、チームらしい色が感じられました。
この戦いを制したのは、dip BATTLES。全マッチ終了後、第6位から5位に浮上。CS圏内入りが確実となりました。昨シーズンではなかなか思うような結果が出なかったこともあり、それを乗り越えた先のCS出場決定は感動的でしょう。来月行われるCSで一体どんな作品を魅せてくれるのか、今からワクワクです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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