「スマホ史上最高のカメラ性能!?」Xiaomi 15 Ultra レビュー:いつでも持ち歩ける“本気のカメラ”という選択肢
執筆者: フォトグラファー/田中利幸
日々さまざまなカメラに触れる立場として、スマートフォンのカメラ機能の進化には常に注目していますが、撮影において「これなら本気で使える」と思えるスマートフォンには、なかなか出会えません。smart Webの連載「色々使ってみなくちゃ気が済まない 〜 フォトグラファー田中利幸のガジェット“ガチ”レビュー 〜」では今回、そんなスマホカメラの印象を大きく変えてくれる1台、「Xiaomi 15 Ultra」を紹介します。
ライカとの協業によって磨き上げられたカメラ性能はもちろんのこと、専用のフォトグラフィーキットを装着したときの使い心地が、非常に完成度の高いものでした。普段は通常のスマートフォンとして使い、撮影に集中したいときはグリップを装着して構える――その切り替えのスムーズさと満足感は、まさにコンパクトカメラを携帯しているような感覚です。
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普段使いと撮影体験、そのどちらも犠牲にしない設計
Xiaomi 15 Ultra ¥179,800〜(税込)※フォトグラフィーキットは別売
フォトグラフィーキットは、見た目にも“カメラらしさ”が加わるだけでなく、機能的にも非常に理にかなった設計だと感じました。グリップ部分がしっかりと手に馴染み、シャッターを切る際の安定感が増します。シャッターボタンを押すことでカメラを起動できるのも非常に便利。
さらに取り外し可能なサムレストも付属しています。これを取り付けることでグリップ感がさらに安定するので、より撮影がしやすくなります。
加えて、グリップ自体は取り外し可能で、必要なときだけ装着できる仕様は、常にスマホとして持ち歩くうえでもありがたいポイントです。
普段は普通のスマホケースとして使いつつ、撮影に集中したいときにはグリップ部分を取り付けて、まるでコンデジのような感覚で撮影。
常に持ち歩くスマホだからこそ、撮影をより身近なものにしてくれます。
グリップはバッテリー内蔵なので、より長時間撮影を楽しめます。グリップ込みの重量は実測で約340g。スマートフォンとしては少し重めかもしれませんが、「コンデジにスマホ機能がついている」と思えば、むしろ軽く感じられるかもしれません。
この記事を書いた人
雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。
Instagram:@toshiyuki_tanaka_photographer
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