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連載スタイリスト服部昌孝のマシン沼。

「俳優・大東駿介が愛車ハイエースを公開」キャンプ仕様でまだカスタムは2割程度?“自分に最も合う車”を愛でる日々を語る

執筆者: インタビュアー・ライター・編集者/本田圭佑

“沼”にハマった男たちの偏愛談義「スタイリスト服部昌孝のマシン沼。」

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スタイリスト服部昌孝のマシン沼。VOL.11
服部昌孝と大東駿介とマシン沼。

あいみょん、Awich、RADWIMPS、米津玄師などの人気アーティストや有名俳優のスタイリングを多数手がけ、ファッション業界にその名を轟(とどろ)かす男、服部昌孝。この連載企画「スタイリスト服部昌孝のマシン沼。」では、免許取得直後からどっぷりと“マシン沼”にハマってしまった彼が、乗り物に対して深い愛情を注ぐ方々に話を聞いていきます。

免許を取得してからまだ3年ほどしか経っていない彼ですが、興味があることをとことん追求したくなる性格も相まって、あっという間に所有マシンも増えに増え……(下記所有リスト参照)、もちろん現在も更新中です。沼にハマった人間の行動力がすごいのか、それともマシンが持つ魅力がすごいのか――。

第11回のゲストは大東駿介さん。マシンを通じた友人同士のガチトーク!

さて、第11回のお相手は、俳優の大東駿介さん。大東さんと服部昌孝は仕事を通じて意気投合した、同い年の友人関係。年齢以外、境遇や肩書き、趣味もまるで違う2人の共通点は、気になることにとことん突き進む向上心。これってホントにマシン沼だっけ?とツッコミたくなるほどアツい男の友情編が、服部昌孝の事務所を舞台に幕開けです!

「俳優・大東駿介が愛車ハイエースを公開」キャンプ仕様でまだカスタムは2割程度?“自分に最も合う車”を愛でる日々を語る

【服部昌孝の所有マシンリスト】

自動車

・マツダ・サバンナRX-7(1983年式)
・フォード・エクスプローラー(2011年式)
・スズキ・ジムニー(2022年式)
・ルノー・ルノー4(1973年式)
・トヨタ・マークⅡワゴン(1990年式)
・ダットサン・240Z(1971年式)
・米国トヨタ・タコマ(1995年式)
・マツダ・ロードスター(2023年式)
・ボルボ・240 GL Limited(1990年式)
・ニッサン・キャラバン(2023年式)

バイク

・スズキ・GSX400インパルス タイプS(1996年式)
・スズキ・GSX750S3カタナ(1984年式)
・ハーレーダビッドソンXLCR(1977年式)
・ホンダ・スペーシー125 ストライカー(198?年式)
・ハーレーダビッドソンXL1200Sカスタム(紫電モデル)

車は新しいものを得るための道具(大東駿介)

服部昌孝(以下、服部) ここに来る途中(※この日、2人は前現場から一緒)でも話したけど、今日はマシンにまつわるトークをしたいなと。

大東駿介(以下、大東) OK。でもこれまでのマシン沼と違う感じやし、大丈夫?俺は車好きというより、新しいものを見に行きたいっていう欲求を満たすための道具として車を買ったのがきっかけやから。

服部 そのあたりの話から掘っていこうよ。まず最初の車は何を買ったのかと、新しいものを見に行きたいっていうのはどういうこと?

大東 初めて車を買ったのは25歳のときで、ミニのクロスオーバーやった。ちょうどその頃、自分が人として空っぽやのに、俳優として人を演じていることに矛盾というか違和感を感じてて。それで、もっといろんなことを吸収する意味で、とにかくたくさんの人に会おうと決めて、車を買って遠出するようになった。

服部 遠出ってどのへんまでの話?

大東 北は北海道から、南は長崎まで。最初の頃は仕事で演じたことがあったり、次に演じる役の仕事に就いている人を中心に会いに行く感じで。けど、次第にその人たちが暮らす地域や環境のことまで興味が広がっていって、今では気になったらどこまでも行くようになった。

服部 遠出をするときも1人でずっと運転するわけだよね?

大東 うん。でもしんどさは特に感じないな。むしろ自分のためになる時間だと思ってるくらいやし。

服部 どういうこと?

大東 俺は運転するとき、インプットしたい情報を前もってプレイリストみたいにまとめんねん。それを運転中にラジオのように流して、耳から情報をキャッチするようにしてて。だから運転後は疲れを感じるより、頭のなかが整理できて豊かな気分になれるっていうほうが強い。だって、家におったらテーブルに向き合わなあかんのに、車に乗るだけで自分が前に進んでんねんで。めっちゃいいやん。

俳優・大東駿介×スタイリスト・服部昌孝の偏愛マシン談義の舞台は服部昌孝の事務所

服部 そうだった。駿介と俺はこういうアホみたいな向上心で繋がった2人なんだ(笑)。

大東 せやろ(笑)。俺が今、仕事用として乗ってるトヨタ・ハイエースは買ってからまだ1年ほどしか経ってないんやけど、あまりにも走行距離が長いから、車屋さんに「メーター壊れてますか?」ってびっくりされたわ。

服部 それはさすがに乗りすぎだろ(笑)。

大東 でも俺からすると、遠くまで行くために車を買ってるからそりゃそうなるって話で。せっかく行くならいろんな人に会いたいし、その街ならではの文化に触れたいやん。

服部 まあそういう行動力も駿介らしさか。

大東 いろんな人と出会えたおかげで、仕事も本当にやりやすくなったと思うしな。

服部 仕事の流れで言うと、直近だとボクサー役があったり、バレエのダンサー役があったじゃん。その都度体をしっかりと作ってさ。とことんやる姿勢に「マジですげえ」って感じてた。

大東 ありがとう。演じる役や作品にとって必要な情報をネットで片っぱしから調べる。そこからさらに自分なりのリアルを欲し始めるタイプなんやと思う。過去に実在した著名人を演じるなら、その人が見ていた景色まで見たくなるし。そうすることで自分が納得できるところまで落とし込みたいというか。まあ、それがなかったとしても、車で日本中を回るのはめっちゃおもろいけどな。

服部 おもしろいってことにみんな気づいているけど、実際にやれるかどうかは別じゃん。たぶん駿介はオフになる瞬間が少ないんだろうね。常に稼働する人というか。

大東 そうかも。こういう仕事をしているからこそ、いろんなことを教えてもらえる立場にあるっていうのは本当にありがたいことやし、どうせならフル活用して力にしなきゃと思う。

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