「大阪万博はパビリオン内に入らなくても楽しめる」写真でまるわかり!万博を“散歩”して楽しむためのガイド
執筆者: モバイル・ITライター /石井 徹
トリコロールに染まる光のカーテンのフランスパビリオン
夜になると特に存在感を放つフランスパビリオンは、青・白・赤のトリコロールカラーで彩られた光のカーテンが印象的だ。建物全体を覆う縦型のLEDライトストリップが、まるで光の滝のように流れ落ち、フランス国旗の色で会場を照らし出している。
トリコロールカラーで照らされたフランスパビリオン
パビリオンの外観はシンプルなキューブ型だが、その表面を覆う無数の光のラインが動きを生み出し、建物に生命を吹き込んでいる。中央部分には黒い帯が水平に走り、昼間は展望デッキとしても機能するという二層構造になっている。
入口付近には輝く円形のオブジェが設置され、来場者を幻想的な光の世界へと誘う。「革新と伝統の調和」をテーマにしたフランス館では、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)グループとの連携による特別な展示空間も見どころだ。ルイ・ヴィトンの専用エリアでは、伝統的な革製品の工芸技術と現代デザインの融合を紹介し、フランスの高級ブランドの歴史と未来を体感できる。他にもディオールやシャネルなど、フランスを代表するラグジュアリーブランドの展示も充実。パリの街並みを再現した空間では本場のクレープやマカロンも味わえ、ファッション、ガストロノミー、テクノロジーなど、多彩な分野でのフランスの創造性を堪能できる。
この記事を書いた人
最新ガジェットの動向を追い求めるモバイル・ITライター。携帯電話専門媒体の記者を経てフリーランスに転身し、スマートフォン、AI、自動運転などの最前線を取材。趣味はマンホール巡りとカワウソ観察。
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