「4月ドラマは濱正悟祭り!」テレビドラマに配信ドラマ…出演作を語り尽くします
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
この春から始まるドラマ『やぶさかではございません』(テレ東系)、『おとなになっても』(Hulu配信オリジナルドラマ)、『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ×FOD)の3作品に出演している濱正悟。俳優としてさまざまな作品で異なるキャラクターを演じる彼が、作品の見どころから役との向き合い方までを語り尽くします。
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好きな芝居にこだわりつつ、さまざまな視点を持って作品に参加したい
――4月から始まるドラマ3本に出演されている濱さん。撮影は結構立て込んでいる状態だったのですか?
濱正悟(以下、濱)「撮影時期は重なっていなかったので、1本終わったら、すぐに次の作品の撮影が始まる……という状態で。気がついたら、全部4月スタートだったという感じでしたね」
――テレビドラマの他に、最近では配信ドラマも増えています。今回、濱さんが出演された作品にも配信ドラマがありますが、出演される俳優さんとしてはテレビドラマと配信ドラマで何か違いはあるのでしょうか?
濱「作品が増えている、という実感はめちゃくちゃありますね。違いという点でいうと『おとなになっても』という作品は配信なので、尺(1話の放送時間)が一応30分なのですが、話によってはちょっと時間がずれていたりして。他の配信サービスでもそういうことが多々あるので、尺に縛られていないというのは配信ドラマの一つの特徴かなと思います」
――視聴者としては全然気がつきませんでした。
濱「表情の芝居なんかでも、尺を抑えるために表情に動きをつけてわかりやすくしてほしいなどの指示もあったりするのですが、時間がかけられるとなったら、その部分の芝居の選択肢もちょっと広くなるのかなとか。それは僕が配信作品に参加させていただいた中で感じたことなので、配信作品全てがというわけではないですし、単純に演技という部分では、やることは変わらないということが前提ではありますけど」
――作品によっても撮り方は変わるということですか?
濱「そうですね。どこに熱量を込めて作品を作っていくかというのは作品によりけりなので、カット割やセリフのやり取りなどでテンポを大切にする作品もあれば、一つのシーンを映画のような1カットで、無理のない自然な感じで撮るような作品もあったりします。それは配信とかテレビオンエアとかは関係なく、どこの層をターゲットにしているかとかも含め、作品ごとにやり方は変わってくると思いますね」
――確かに年齢層というのも重要ですね。
濱「若い世代には、前奏がなくていきなりサビから始まるような曲が人気って言われていますが、ドラマも縦型ドラマみたいにショートドラマで起承転結がわかりやすいものが受け入れられやすいとかがあると聞くので。なので、どこで出すかによって、見る視聴者の年齢や性別などが変わってくるんだなというのはすごく実感しますね。現場でもそういう話を聞くと、僕ら俳優側も選択肢を持っておいたほうがいいのかなというのは考えます。自分が好きな芝居にこだわることも大切だけど、芝居をどのように見せるかとかさまざまな視点が必要なのかなと」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
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