「私服から私物まで…長谷川慎の“センス”がすべてわかる」待望のファッションスタイルブック『melt』に込めた想い
執筆者: エディター・ライター/齊藤美穂子
急遽決まった横浜中華街での夜ロケ
——そんな横浜中華街ロケの撮影中に印象に残っていることはありますか?
長谷川:めちゃくちゃあります! もう、どれを話そうかなって感じです(笑)。実は横浜の夜ロケは、急遽(きゅうきょ)決まって何も決めずに行ってスタートしちゃったんですよ。というのも僕がドラマ『レッドブルー』(毎日放送)の撮影で髪を銀髪することが決まっていて、本当はその撮影までに黒髪のまますべて撮り終わる予定だったんですけど、そのヴィジュアル撮影のスケジュールが早まってしまって。
担当編集:でも限定のキーチェーンを黒髪の状態で作っていたから、どうしても黒髪の状態でも撮影したくて……! それを聞いてから、慌てて撮影を組みました。
長谷川:めっちゃ慌てましたよね。ずっとやばい、やばいって言ってました(笑)。
担当編集:しかも美容師のお父さんが黒髪から金髪のヘアチェンジをすると、そのときに初めて聞いたので、だったらそれも撮ろう!となって、連鎖的に急速でいろんなことが決まっていったんです。それまですっごい時間をかけたのに……(笑)。
長谷川:急にどうした⁉︎ みたいな(笑)。で、横浜の夜ロケも行ってからでいいんじゃない?っていうテンションで行って、マジですごいスピードで撮っていったんですよ。バババッて撮って、バーッて移動して、ヘアも全部チェンジして。黒髪のページは一夜の出来事です。今、見返しても一晩で撮ったとは思えない!(笑)。
——すごいですね! でも結果、ヘアチェンジのシーンも含めて、黒髪と金髪の長谷川さんが見せられたと。
長谷川:そうなんですよ、結果すごくよかったです!
——すべてにこだわりが詰まっていると思いますが、その中でも特にこだわったポイントは?
長谷川:いや、ほんとに……全部ですね!(笑)。どのページも細部までしっかり作り込んでいます。ロケーション、衣装、見せ方、レイアウト、どれもこだわり抜きました。レイアウトも、文字の入れ方やデザインのバランスまで全部自分で決めて。 ここにこのフォントで文字を入れたいとか、写真はこの配置がいいみたいなところまで、細かくディレクションしました。
——本当に長谷川さんのセンスが細部まで反映されているんですね。
長谷川:そうですね。あと一貫して言えるのは、実はほとんどのページに僕の私物を入れているんですよ。これもめちゃくちゃこだわったポイントのひとつ。例えば、表紙で着ている服もそうだし、中に登場するアイテムも自分で作った服やお気に入りのジャケットだったりします。本のディレクションとスタイリングを担当してくれた(平本)ジョニーさんのアイテムも使ってるけど、ファッションスタイルブックっていうからには、ちゃんと自分のリアルなファッション要素を入れたくて。ジョニーさんと一緒に考えて、ミックスコーデを組みました。
この記事を書いた人
出版社でファッション誌の編集を経て、フリーエディター兼ライターに。現在は雑誌や書籍、Webなどをメインに、幅広いジャンルで記事を制作。 趣味は陶芸と金継ぎ、料理、旅。2020年に移住し、湘南暮らしを満喫中。
Instagram:@hana0910
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お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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