【作間龍斗&山下美月インタビュー】プロ意識が高い、すごく役にハマっていた…お互いの印象と芝居を通じて築いた信頼関係を語る【映画『山田くんとLv999の恋をする』】
執筆者: smart編集部
作間さんのおかげで山田と茜の空気が作れました
――お互いの印象はいかがでしたか?
作間 撮影4日目くらいから山下さんと合流したんです。もう、お芝居を見た瞬間に“お、茜だ!”って(笑)。それくらい自然で、僕が思っていた茜のキャラクター像そのものでした。第一印象は、キレイな姿勢と言葉遣いでとてもプロ意識の高い方だなと。でも、現場のみんなとワイワイ過ごしていたり。意外な一面を知ってからはコミュニケーションが取りやすかったです。
山下 実際に現場にインしてみると、ご本人の中から自然に引き出せるものの中で山田を作っている様子で、それがすごく役にハマっていたんです。私がエネルギーを使うお芝居をするぶん、静かにそれを受け止めてくださったので、自然と茜と山田の空気感を作っていけたような気がします。感情の揺れ動きを表現するようなシーンも、原作の山田らしい雰囲気をとても大切にされていて、お芝居において信頼を置ける方だなと感じました。撮影の合間に餃子パーティーをしたことがあったのですが、そのときは作間さんが一生懸命に大量の餃子をレンジで温めてくださいました(笑)。
――それぞれのお気に入りのシーンを教えてください!
作間 序盤の茜が転ぶシーン。ヒールから火花が散る演出と、山下さんのコケっぷりが見事で。撮影当時は僕は見られなかったんですけど、スタッフさんたちが「すごいのが撮れた」と満足そうにしていたくらいだったので、完成した映画を観るときは「来るぞ!コケるぞ!」とワクワクしながら待ち構えました(笑)。
山下 私は椿ちゃん(茅島みずき演じる山田の同級生)のシーンがすごく好きです。椿ちゃんのほうがヒロインっぽいヒロインで、山田とのシーンはキュンとくる瞬間が多かったです。私が観客側だったら、“椿ちゃんがんばれ!”って応援している気がします。
――では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
山下 学生時代って、大人になって振り返るとあの時期だけの宝物みたいな時間だったなと思うんです。なので大人の方にも観ていただいて、“あのときこんなことしたな”“あのときのキラキラって素敵だったな”と思い返していただきたいです。
作間 もぐらさん(鈴木もぐら)によるお笑い要素も見どころです(笑)。気軽に劇場に足を運んでいただけたらうれしいです!
衣装クレジット
(山下美月)ワンピース¥79,200(参考価格)/GANNI(ガニー customerservice@ganni.com)
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