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人気美容家男子&ヘアメイク&smart美容担当が語り尽くす!「肌トーーク&髪トーーク!」

 美容知識が豊富な“美容のプロ”が、昨年2021年に実際に使ってよかった、激推しのアイテムは一体何なのか。21年も数多くの美容アイテムを試した美容賢者3名が、気になったトレンドや個人的にハマったアイテムについて語ってくれた! 2022年の美容ライフを充実させるためのヒントがここにあるかも⁉

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(左)美容家男子・Tommyさん
雑誌やWEB、動画などを中心に活動中。美意識の高さ、豊富な美容知識、丁寧な解説にファンが急増中!
Tommyさんインスタグラム

(中)ヘアメイク・小園ゆかりさん
数々の俳優やタレントのヘアメイクを担当。現場で正しい化粧品選びの相談に乗ることも多いそう。
小園ゆかりさんインスタグラム

(右)smart美容担当・津布久光平
美容担当になって実感したのは、お手入れをすることで若々しい肌の印象をキープできるということ。

コロナ禍のビデオ会議で
初めて自分の顔と向き合った
人が多い⁉

――21年のメンズ美容業界を振り返ってみていかがでしたか?
津布久光平(以下、津):21年というより、コロナ禍の始まった20年が一番メンズ美容業界の変革期だった気がしますね。
Tommy(以下、T):家にいる時間が長くなって美容に目覚めた男性が増えましたよね。
津:男性向けのメイクアップラインが続々と登場して、メンズメイクが話題になり始めたのが4年前。その頃は若い子や一部の早い人たちが取り入れているくらいだったけど、20年からオンライン授業やビデオ会議が当たり前になって、BBクリームなどを使い始めた人もかなり増えたと思う。
小園ゆかり(以下、小):画面を通して、初めて自分の顔に向き合った人も多かったのかもしれませんね。
T:ここまで老けてたんだ、ここにシワができてたんだと気づきますもんね。自分の顔と向き合った結果、BBクリームやコンシーラーで隠そうと思ったのが20年、それを治そうとケアに力を入れ始めたのが21年なのかなと思います。
津:そうですね。去年に比べてメンズのスキンケアが盛り上がった気がします。BBクリームを落とすメンズ向けのクレンジングも数多く発売されました。
小:ケアの重要性に気づいた人が多いのはいいことですね。現場でいろいろな男性の肌を見ていますが、やっぱりマスク荒れしている人が多いんです。男性も健やかな肌で毎日を気持ちよく過ごすためにも、美容知識を身につけてほしいですね。
T:肌荒れを根本から解決するためにも、スキンケアを見直したり、皮膚科に行ったり、早めに寝てみたりすることが重要です。

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豊富な知識はもちろん、失敗も含めて自ら実際に使用しての感想がベースにあるため説得力がすごいTommyさん

パーツで意識すべきは眉毛!
アカ抜けるには眉毛が大事

――美容を啓発してる皆さんから見て、まだこのあたりが伝わりきれていない、頑張ってほしいというパーツやアイテムはありますか?
津:アイテムでいうと乳液やクリーム。化粧水だけの人がまだ多いよね。
T:だったらオールインワンを使ったほうがいいですよね。化粧水だけだと揮発(きはつ)しちゃうから、油分で蓋をすることが大切。
小:ベタつくのが嫌いという声が多いですよね。最近はテクスチャーも様々でベタつかない乳液、クリームもいっぱいあるのでぜひ使ってみてほしいです。
T:パーツでいうと眉じゃないですか?アカ抜けるには眉毛が大事!
津:たしかに。変身企画の美容連載(『外見至上「手技」‼』)を担当しているんですが、やっぱり眉毛が一番印象を変えますね。僕は取材でお世話になったのをきっかけに、月1でアイブロウサロンに通い始めました(※津布久的オススメは渋谷にある「べリアス・オム」です)。
T:僕も別のアイブロウサロンに通ってます。自分で整えられない人は、サロンに通えばOK。
――皆さんが21年に使ってよかった推しアイテムを挙げていただけますか?
小:私は<ピンシャー>のスキンクリーム。21年に初めて<ピンシャー>を知ったんですが、どれも本当によくて。出会えてよかったブランドです。中でもクリームが最強で、一日中肌がピーンとしています。あと、ヘアメイクの河北裕介さんプロデュースの<&be>の導入美容液もよかった。さっぱりしてるしメンズに最適。あとアイブロウパレットも色味が絶妙ですごくいいです。
T:<&be>はいいですよね。僕も好きです。僕は洗顔だと<フェース>。もう20本くらいリピートしてます。肌のトーンが上がるし、化粧水の浸透もすごくよくなります。あとはMattさんがプロデュースしている<エムロゼ>のデイクリーム。白浮きせずに透明感とトーンアップが叶います。
津:僕はもともと<ラボシリーズ>が好きなんですが、9月にウォーターローションがリニューアルして、より使いやすくなっていてよかったです。つける人を選ばないところ、ライン使いしたくなるところが魅力。あと<マニフィーク>のリンクルリフト ジェルクリームもよかった。シワ改善効果もあってオールインワンなところがいい。疲れが目元に出やすいので愛用してます。

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ヘアメイクとして連日多くのメンズの肌に触れているため引き出しが豊富。自らが愛用するアイテムへの熱量も半端ない小園さん

頭皮ケアアイテムは
パッケージが重要⁉

――ヘアアイテムについてはどうですか?
T:<リクイール>のシャンプーがすごくよかったです。シャンプーだけでもすごい指通りがよくて、香りもいいから使ってて幸せな気分に。最近シャンプーのレベルが全体的に上がってるなと感じますね。落とすだけじゃなく美容効果もしっかり感じられる。
小:私はスキンケアでも出しちゃったけど、ヘアアイテムについても<ピンシャー>。成分が本当にいいし、地肌がすっきりして頭皮臭もなくなります。
津:頭皮ケアはやっぱり早いうちから始めるのが重要だよね。<大正製薬>のブラックウルフは頭皮環境をサポートしながら、好みの仕上がりまで選べるところがさすがだなと。すっきりとした洗い上がりも気に入って愛用しています。
T:頭皮の汚れが落ちないまま育毛剤などを使っても栄養が入っていかないから、シャンプーで頭皮をキレイにするのが一番大事! 肌と同じですよね。
津:明らかにパッケージから薄毛や抜け毛をうたってるアイテムは、女性に見られたら恥ずかしいのかな。特に20代など若い世代にとっては。
T:女性は頑張った姿を見てほしいけど、男性は頑張ってる姿をあまり見られたくない部分がありますよね。俺は最初からこれだぜ、みたいな。男性はいくつになってもカッコつけたい生き物なのかも。
小:なるほどね〜! 女性はそっと見てない振りくらいがいいのかもね。

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smartの美容担当として、常に最新美容アイテムのチェックに余念がない。美容担当になって以来、肌の変化にも驚いているという津布久

――22年はどうなっていくと思いますか?
津:“隠す” “直す”ときて、“魅せる”とか。
T:“魅せる”、いいですねー。年明けすぐは、まだマスクを取れないかもしれないから、年末から魅せるシーズンに向けて助走ができるといいですね。まだ準備も間に合うから、それまでにケアを見直したり皮膚科に行ったりして美肌作りを。
小:いろいろなアイテムを使ってみて、貪欲に自分に合う商品を見つけてほしいです。
T:目利きできる力をつけてほしいですね。
津:そして何を使っていいかわからない人は、今回の“ベスコス”(「2021年美容のプロが31名が選ぶ smartベストコスメ大賞」)を読んで、参考に片っ端から使ってみるのもいいと思うよ!

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Photography_SHOICHI MURAMOTO[BYTHEWAY]
Text_ERIKO SUZUKI

※この記事は2022年smart2月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。

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