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【Ado、メジャーデビューからの5年を語る】4月9日にベストアルバムを発売 「人生経験を積んで多様な感情と向き合った」Adoが夢や美容についても語る

執筆者: 音楽家・記者/小池直也

Ado最大の敵は乾燥?美容や健康を意識

「うっせぇわ」から5年、ベストアルバムを発売し、2度目の世界ツアー「Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll」を控えたAdo

――4月からは世界30都市以上、動員規模50万人超えの「Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll」が控えていますが、こちらについてはいかがですか?

Ado:2回目の世界ツアーなのですが、日本人アーティストとしては前例のない規模ということで、楽しみな気持ちでいっぱいです。日本人の歌い手/アーティストとして、世界のみなさまに日本の魅力や文化、日本の音楽の強さを伝えられたらと思っています。ツアータイトル「Hibana」のように大きな火へのきっかけになるようなツアーにしたいと思っています。

――準備はいかがですか?

Ado:時差は仕方ないとはいえ、体力や健康面が第一になってくるので、早寝早起きを心がけています。時間があれば歩いてみたり、筋トレも頑張ったり。

――ツアー先で楽しみにしていることは?

Ado:前回の世界ツアー「Ado THE FIRST WORLD TOUR “Wish”」で行けなかった新しい都市に行けること。なかでもイタリアは純粋に楽しみにしています。絵本や映画、教科書でしか見たことのない風景をこの目で見てみたいです。

前回のときも結構、ヨーロッパ観光をさせてもらったんです。印象深かったのはフランス。パリのサント・シャペルに行ってから、セーヌ川とルーヴル美術館、敬愛しているココ・シャネルが実際にショーをやった階段を見にシャネル本店へ。最終的に凱旋門まで歩きました。ツアー中なのにお洒落なブーツで3~4万歩も移動するくらい楽しんだ思い出があります。

――最近の暮らしでこだわっていることはありますか?

Ado:最近は乾燥が気になってしまうので、寝るときは加湿器を付けてます。あとは外食が多くて偏った食生活になってしまうときは、自炊を多くするようにしています。ただ食材を買い込みすぎないようには気をつけるようにしています。食べきれる分だけ買って、食べきれる分だけ作ることを大事にしています。

――今ハマっていることやリラックス方法はありますか?

Ado:最近は「オイルパステル」というクレヨンで絵を描くことにハマっています。自分で撮った花の写真や自分の好きなモネなどのイラストを模写したり。ただの模写ですけど、描いている時間は心が安らいで落ち着くんです。隙間時間に映画を観たりもしています。

――多くの夢を叶えてきたと思いますが、現在の夢は?

Ado:今のAdoとしての明確な目標は、グラミー賞を獲ること、そして「 “Hibana”」以上の世界ツアーをいずれ開催することです。

Profile/Ado(アド)
22歳の歌い手。2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューを果たし社会現象に。2022年1月に発売した1stアルバム『狂言』や主題歌/劇中歌を含む全7曲の歌唱を担当した映画『ONE PIECE FILM RED』の楽曲を収録したCDアルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』もランキングを席巻しロングヒット。2024年2月からは世界ツアー「Wish」、4月には女性ソロアーティストとして初の国立競技場でのライブ、Ado SPECIAL LIVE 2024「心臓」を開催した。7月からは初の全国アリーナツアー “Ado JAPAN TOUR 2024『モナ・リザの横顔』”を開催。7月には自身2枚目となるオリジナルアルバム『残夢』を発売し、10月24日には自身初となるCDシングル『桜日和とタイムマシン with 初音ミク/初夏』を発売。2025年には自身2度目となるワールドツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』を開催する。
Ado公式X:https://twitter.com/ado1024imokenp
YouTube:https://www.youtube.com/c/Ado1024
TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSpNboQf/
LINE:https://lin.ee/YOA1dMC

インタビュー&文=小池直也

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  • 全40曲収録のベストアルバム、Ado『Adoのベストアドバム』
  • 「うっせぇわ」から5年、ベストアルバムを発売し、2度目の世界ツアー「Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll」を控えたAdo

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この記事を書いた人

音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。

X:@naoyakoike

Website:https://smartmag.jp/

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