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渡邊圭祐、綱啓永、宮世琉弥が考える自己肯定感の高め方と“なりたい自分”…に一同爆笑!?【韓国発の超人気マンガ『女神降臨』が二部作で映画化】

執筆者: ライター/黒川すい

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』 渡邊圭祐・綱啓永・シークレットキャストの宮世琉弥インタビュー

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2018年から「LINEマンガ」で連載されていた韓国発のWEBマンガ『女神降臨』(yaongyi著)。読者数ランキング46カ月連続第1位(※1)、2021年間ランキング(女性編)第1位、さらに世界10カ国語でも同時配信され累計64億view(※2)を記録したこの驚異の大ヒット作は、<美>と<エンタメ>が共鳴する傑作マンガとして、日本でも数多くのZ世代の心を掴みました。さて、そんな大人気WEBマンガの映画が、二部作連続で公開決定。2025年3月20日(木)から前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』が公開中、そして2025年5月1日(木)から後編『女神降臨 After プロポーズ編』が公開されます。

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そこでこの記事では、主人公を奪い合う同級生の一人・神田俊役を務める渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)さん、そんな俊と因縁の仲であり主人公に心奪われるもう一人の同級生・五十嵐悠役を務める綱啓永(つな・けいと)さん、さらに俊と悠の友人で作品のキーパーソンでもある葉山楓役を演じる宮世琉弥(みやせ・りゅうび)さんにインタビューを敢行。作品のテーマにちなんで、3人の“なりたい自分”についてや、自己肯定感の高め方なども伺ってみたので、ぜひチェックしてみてください!

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女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編

──まずは、それぞれ演じられる役への第一印象や解釈について伺いたいです。

渡邊圭祐(以下、渡邊) 「氷の王子」という肩書きの通り、僕が演じた神田俊(かんだ・しゅん)は、すごくドライに見えるキャラクター。ですが、実際は愛情深い印象です。“自分の手の届く範囲に、注げるだけの愛情を注ぎたい”という思いを持っているような不器用な人だなと思います。

綱啓永(以下、綱) 五十嵐悠(いがらし・ゆう)は、歌手を夢見る情熱的で喜怒哀楽がハッキリしているキャラクターです。言い換えると、とても素直なキャラクターなのだと僕は捉えています。思ったことは、良いことも悪いこともハッキリと伝える姿が、真っすぐでいいなと思いました。

宮世琉弥(以下、宮世) 葉山楓(はやま・かえで)は、原作とは異なる描き方がされています。いろいろなメッセージ性を持って、この映画用にキャラクターが作り上げられているんだろうなと感じました。そんな楓を見て、救われる方がいればいいなと思いながら、演じさせていただきました。

──改めてこの作品への出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

 見た目はもちろん、中身までしっかりカッコイイ役をいただけて嬉しかったです。こういう役どころは、今までほとんどやったことがなかったので、自分の中で新しいチャレンジにもなりました。

渡邊 オファーを受けたときは、高校生の役ということで少し不安もありましたが、台本を読んだり、プロデューサーさんの熱い気持ちを伺ったりしていく中で、しっかり役と向き合うことができました。

宮世 楓というキーパーソンな役どころを今回演じさせていただけて、すごく嬉しかったです。

──それぞれ共演してみての印象はいかがですか?

 琉弥とは3回目の共演で、年1くらいのスパンで一緒に作品を作っているので、やっぱり安心感がありました。もうファミリーなので……言い方を変えると家族ですね。

宮世 言い換えなくても誰でも分かる(笑)。

 (笑)。本当に途中から琉弥が撮影に加わって、すごくほっとしました。また共演できて嬉しかったです。芝居に関しても、お互いほとんど分かり切っているので、やりやすさを感じていました。

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』 綱啓永

 圭祐さんとは、数年ぶりにお会いしたんですけど、前と変わらずお茶目で面白いです。現場でずっと笑わせてくれて、すごく救われていました。大好きなパイセンです。

渡邊 ありがとうございます(笑)。

──渡邊さんはいかがですか?

渡邊 綱くんに関しては、本人は否定するんですけど、後輩力がめちゃくちゃ高いです。弟気質な感じです。だけど、ほかに後輩がいるときは、お兄ちゃん気質なところもあるんだろうなって感じています。とにかく柔軟な人ですね。それによく笑うんですよ。ずっと歯出してて。

 (笑)。

渡邊 改めて、一緒に働くうえで、すごくいてくれてありがたい存在だなと思いました。あと、とても真面目。ちゃんと悩んで、消化して、作品に落とし込んでくる姿勢も印象的です。チャラくもあるんですけど、そのバランス感覚が絶妙なんです。

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』 渡邊圭祐

渡邊 宮世くんは、宮城出身ということで、同郷のシンパシーを持っていました。だから、ようやく会えた!と思いました。そして性格の面では、素直でお茶目。自分のペースをちゃんと持っている人という印象です。撮影の途中から加わるのって、普通なら気まずい状況だと思うのですが、こちらが気を遣う必要が一切ないくらい、自分の足でしっかり立って、歩いている。宮世琉弥という人間が、完成されているなと思いました。

宮世 僕、降臨してました?

渡邊 (笑)。宮世くんが降臨してくれたおかげで、すごくやりやすかったです。

──最後に宮世さん、お二人の印象はいかがですか?

宮世 渡邊さんには、僕も同郷のシンパシーを感じていました!ずっとお会いしたかったんです。でもお会いしたときに、どこまで踏み込んでいいか最初は分からなくて(笑)。「同郷なだけで、なんでこんなグイグイ来るんだろう?」とならないように、距離を詰めていきました。たくさんお話させていただけて、すごく嬉しかったです。

先ほど「途中から入ってきたけど気を遣わなかった」と言ってくださってましたが、しっかり支えてもらって、とてもありがたかったです。撮影も楽しく現場にいることができました。

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』 宮世琉弥

宮世 そして綱くんに関しては、なんか嬉しいというか。

──嬉しい?

宮世 はい、今回で3度目(の共演)ですが、それぞれで異なる共演の仕方ができているのが、すごく嬉しいです。あと、さっき綱くんも言ってくれてましたが、ファミリーなので……。そのファミリーが頑張っている姿を身近で見られて嬉しかったなと思います!

──主演を務めたKōki,さんの印象についても伺いたいです。

 琉弥からいきますか?(笑)

宮世 そうですね~、Kōki,さんはすごく天真爛漫な方で、周りのことにもすごく気を配って見てくださってました。

 すごい!会ってないのに、言ってることは合ってます。

一同 (笑)。

宮世 改めて、今回はKōki,さんとは共演できなかったんですが、同年代で活躍されている方を見ると尊敬しますし、またどこかで共演できたらいいなと思います。綱くんはどう?

 (Kōki,ちゃんは)いい子でしたね。圭祐さんは、僕のことを「ずっと笑ってる」と言いましたが、Kōki,ちゃんは、僕以上に笑ってました(笑)。

渡邊 たしかに笑ってましたね(笑)。あと(Kōki,さんは)真面目です。

宮世 いや、ほんとにそうだと思います。

 だから琉弥は会ってないじゃん(笑)。

一同 (笑)。

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』 渡邊圭祐

渡邊 本読みの段階から、お芝居のプランを自身でつけている(Kōki,さんの)姿が印象的でした。女の子らしい部分や、女性らしい部分、そして良い意味で男っぽさもあったりで、様々な表情を持っている感じが役にぴったりだなと思いました。

この記事を書いた人

アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。

Instagram:@mercredi_7.pm

Website:https://smartmag.jp/

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