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「元SKE48高柳明音、“史上最強”の写真集」写真部の先輩後輩という設定にキュン♡アイドルから女優への脱皮を語る

執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美

旅行の際に参考にしてほしい台湾のとっておきの場所

芸能活動15周年の節目に、待望の3rd写真集『あかねのそら』を発表した元SKE48で女優の高柳明音 芸能活動15周年の節目に、待望の3rd写真集『あかねのそら』を発表した元SKE48で女優の高柳明音

――使われていないということですか?

高柳「このシーンでの撮影がとても好きだったので、私の中では表紙候補の一つだったんです。なので、どうしても写真集の中に入れたくて、カバーを外したところに入れてもらいました。みなさんにも“隠しコマンド”的に楽しんでいただけたらいいなと思っています」

――いろいろな仕掛けがあるんですね。

高柳「今回はアイドルを卒業したからこそ撮れる写真がコンセプトの一つなので、台湾を旅しているロードムービーのような撮影がメインです。だからこそ、表紙にアイドルっぽいキラキラな写真を持ってくるのはしっくりこないかなという思いもあって、カバーに選ばなかったんです。

ちなみにそのキラキラ感のある水着のカットは、カバーの裏側に使用しています。写真集の中のストーリーを大切にしつつ、カバー選抜みたいな感じでみんなでカバーの写真を決めていきました」

――目線がないカバー写真というのも新鮮だと思いました。

高柳「アイドルではない今だからこそ選べる1枚なのかなと思うし、写真集の定番をちょっと裏切っていきたいなという狙いもありました」

高柳明音3rd写真集『あかねのそら』より

高柳明音3rd写真集『あかねのそら』より

――選抜というのも懐かしい言葉ですね(笑)。タイトルの『あかねのそら』は、どのように決まったのでしょうか?

高柳「今回は、めちゃくちゃ光がキレイな写真が多かったので、光を感じさせる言葉がいいなという気持ちがありました。なので『あかねのそら』以外に『多光感』というワードもいいなと思っていたんです。写真集全体を通して『空』という言葉がしっくりくるし、“私が作った空”という意味も込めて、このタイトルに決まりました」

――一番好きなカットはどれですか?

高柳「全部好きで選べないっていうくらい、本当に最初から最後まで楽しかったです。最初に撮影した遊園地のシーンも、自然体の旅というテーマがありつつ、一箇所だけはめちゃくちゃ作り込みたいと話し合いながら撮影したことも思い出に残っているし、街中を歩いているシーンも好きだし。男性のスタッフさんは、キャップにメガネにオーバーオールのカットが一番好きって言ってくれたのがちょっと意外だったりして」

――アイドルを卒業されて、女優として演技に向き合ってきたからこそ、“演技をしない素の自分”を表現できたのかなと感じます。3冊目の写真集を作ったことで、新しい自分を発見できたなと思うことはありますか?

高柳「ファースト写真集を作った若い頃は、きれいなものを残したいという気持ちが強かったと思います。だからヘアメイクもめちゃくちゃ気にしながら撮影をしていたんですけど、そのあと、ライブで汗で髪もメイクもぐちゃぐちゃになっても歌を届けたいという気持ちでパフォーマンスをしたり、バラエティ番組でびしょ濡れになったりとか、いろんな経験をしたことで、自分を作ることへのこだわりがいい意味でなくなってきた気がします。そういう意味では素を出すことを怖がらずに撮影に挑めたというのは新たな発見でした」

――smart読者にはどのように楽しんでほしいですか?

高柳「私の私生活はポケモンやゲームやラーメンが好きで、smart読者のみなさんと近いのかなと思うんですが、写真集はちょっとステキな大人像を出せる場所だと思うので、『ステキな女性だな』とか『こんな風に年齢を重ねていきたいな』みたいに感じてもらえたら嬉しいですね。

今回は着用している服も、ザ・衣装ではなく旅行デートのようなさりげないものが多いので、ファッション的な部分も楽しんでほしいし、smart男子の彼女さんとかとも一緒に楽しんでもらえたらいいなと思います。あとは、台湾のさまざまなところで撮影したので、そこもチェックしていただいて、みなさんが台湾旅行に行くときの参考にしていただきたいです(笑)」

――読者におすすめしたい、台湾のとっておきの場所を一つ教えてください。

高柳「映画『千と千尋の神隠し』の舞台となったと言われている九份(キュウフン)や、願いごとを書いたランタンを飛ばせる十份(シーフェン)はベタだけどハズせない場所ですね。街中にある屋台もめちゃくちゃおいしかったので食べ歩きもおすすめ。

台南では、市場に行って食べ歩きをしたんですけど、日本では珍しい果物とか、台湾式のおでんとかがすごくおいしかった。そこは、地元の人でにぎわっているような場所なんです。台湾というと、台北が中心になりますが、台南エリアもとてもステキ。普段、観光客が来ないような場所でローカルな生活を感じるのもすごくいいなと思いました」

この記事を書いた人

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

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