【映画『かくかくしかじか』で好演】鈴木仁が明かす、大泉洋とのド迫力つかみ合い裏話&マル秘撮影秘話【東村アキコの不朽の名作が実写化】
執筆者: ライター/黒川すい
ストーリーに当てはまるような先生の存在も?
──この作品では、東村先生の人生を大きく変えた恩師との9年間を描かれていますが、ご自身も共感できる部分などはありましたか?
鈴木 ここまでの恩師と言える人はなかなかいませんが、中学のときに所属していたサッカーのクラブチームの監督からはメンタルの強さを学びました。今でもたまに連絡が来るんですけど、それこそ3年ぶりに電話が鳴ったりして……(笑)。
──原作と一緒ですね(笑)。
鈴木 すごくうるさい先生でしたけど、お世話になっているなぁという感謝の気持ちも大きいです。
──ほかにも印象に残っている先輩や先生はいらっしゃいますか?
鈴木 あとは小学生の先生にも思い出深い人がいます。3、4、6年生のときの担任が同じなんですけど、その人が良い先生でした。先生という型にはまりすぎず、僕たちを楽しませながら授業をしてくれる人でしたね。自分の同級生に聞いても、おそらくその先生の名前が挙がるんじゃないかなと思います。
例えば、ちょうど冬季オリンピックがあった時期なんかは、集中して授業を短時間で終わらせて、みんなで試合を観戦したり……(笑)。そうするとぐうたらせずに、みんな真剣に授業に取り組むんですよね。小学生のときは「この先生、自由時間たくさんくれるから好き」くらいの認識だったんですけど、今となっては時間のメリハリや集中することの大切さを教えてくれたんだなと感じます。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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