「オファーが3年後ならDリーガーになっていない」List::X・RISA、すべてを捨てたときに舞い込んだD.LEAGUEへのオファー
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
RISAの勝負服
――ファッションのこだわりを聞かせてください。
RISA:「はっきりとオンとオフを付ける」ですね。表に出るときは派手ですけど、とにかく毎日すっぴん(笑)。ラフが好き。リハーサルや練習のときもなるべく心も体もリラックスできる状態を作りたいんです。遊びに行くときなどは、そのシーンの自分に合った服を着ますね。
服選びは、雰囲気や骨格だったり、自分に似合う服を知ることが一番大事。私は骨格が広いのと、見た目から強い印象なので、淡い感じの服を着ても似合わないんです。なのでそういうのは選ばないですね。あと服が自分を越えていかないバランスも意識しています。装飾も少なくシンプル。自分の内から出るオーラを消さないようなファッションが大切。
――好きなアイテムは?
RISA:レゲエのファッションとしてメジャーな網シャツですね。私のお姉ちゃんみたいな存在のデザイナーのブランド「doublesixx」が最高にイケてて、レゲエも好きだし、どストライク。勝負服であり、私にフィットするマストアイテムですね。家のタンスが網だらけで大漁ですよ(笑)。可愛いからみんなに着てほしい。
――オフの日にすることは何ですか。
RISA:絶対、海に行きたくなりますね。自然に触れるオフ時間が必要。いつも伊豆や神奈川・葉山などに行きます。浜で寝て、おいしいご飯を食べてダラダラ。何をするわけでもなくても、海の空気が好きなので海の近くにいるだけで落ち着くんですよ。
あとは友達と会ったり、パーティやイベントに行ったりもします。人と会うことも自分にとって大事なこと。普段忙しい場所にいるのでなるべく都会には行きませんが(笑)。
――最後にリーグ後半戦への意気込みをお願いします。
RISA:引き続き見てる人を色々な振り幅で楽しませるような遊びは研究しつつ、自分たちのヒップホップ軸をさらに強くして説得力を出していけたら。「List::Xってワクワクするし、超カッコいい」と思われるような、新規参入らしからぬ堂々とした戦いをしていくのでみなさんと楽しめたら嬉しいです
Profile/RISA(りさ)
静岡県出身、14歳から踊りを始め、21歳で東京を拠点に全国で活動するFemale hiphopダンサー。
Female hiphopチーム「Dread Noots」に所属し、衝撃的な一瞬のインパクト、パッション、大人の女性の魅力を独自のスタイルに落とし込み、その武器で舞台を魅了。滲み出るflavorが特徴で、多くのバトルやチームコンテストで好成績を収め、現在も広い支持を得ながら魅力を放ち続けている。
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撮影=西村満
インタビュー&文=小池直也
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この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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