「究極のお米の炊き方」五ツ星お米マイスターが教える最強の研ぎ方＆お米3選、最強の炊飯器で究極の炊飯を目指したら…新常識が多すぎた！

【“米道”器篇】炊飯器界の 「技のデパート」！タイガー魔法瓶の最上位モデル炊飯器は何もかもが別格だった

さあ、いよいよ炊飯開始！今回使うのは、タイガー魔法瓶の最上位モデル「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」。

本物の土鍋を使用した内釜には、三重県四日市市の「ミヤオカンパニーリミテド」が手がける萬古焼（ばんこやき）の技術を惜しみなく投入されています。この炊飯器の最大の魅力は、大火力 × 泡立ち の合わせ技です。まずは土鍋の性能を引き出す圧倒的大火力。一気に加熱し、お米の甘みをぐっと引き出します。

そして、土鍋の遠赤効果でお米の芯までじっくり加熱し、お米本来の旨みを余すことなく引き出します。さらに、土鍋ならではの細かく均一な大量の泡が、お米をふんわりと包み込みます。これにより、お米同士がぶつかって傷つくのを防ぎ、旨味成分のデンプンをしっかり閉じ込めながら、もっちりとした極上の食感を生み出します。

炊飯モードは「一合料亭炊き」や「銘柄巧み炊きわけ」など豊富なラインナップ。

特に「銘柄巧み炊きわけ」は水分率やたんぱく質やアミロースの量など、各銘柄が持つ特徴を科学的に細かく分析し、70種類の銘柄を最適な炊き方で炊き上げてくれます。一台でこれだけの技を繰り出せるのは、もはや炊飯器界の 「技のデパート」。その姿はかつての舞の海関を彷彿（ほうふつ）とさせます。

実際に手に取ると、土鍋のズシッとした重厚感が伝わり、「これはただ者じゃないな……」と確信。操作はタッチパネル式になっていて、炊飯器の世界もついにここまで来たか、と驚かされます。これはまさしく、米道の最終兵器です。