【神尾楓珠×桜田ひよりインタビュー】爆風スランプの名曲『大きな玉ねぎの下で』が映画化！お互いの手書き文字を見た印象は……？

お互いの手書き文字を見た印象は……「かっこいい」と「スタイリッシュ」！？

──作中では丈流と美優がバイトノートを通じて距離を縮めていきますが、お二人は交換ノートや手紙にまつわるエピソードはありますか？

神尾　交換ノートはしたことないですね……。手紙も正直あんまり書いたことないです。だけど高校1～2年生あたりに転校した際、みんなから寄せ書きをもらったことは今でもよく覚えています。その寄せ書きは今でも大切に保管しています。

桜田　私は、ちょっとした感謝を伝えるときにメッセージカードを書いたり、友達の誕生日プレゼントにお手紙を添えて渡したり……普段から文字を書くほうかな？と思います。誰かに書くのはもちろん、自分自身が（手紙を）もらうことも大好きです。SNSの文字だけじゃなくて、自分の想いを込めてその人のために書いている時間を大切にしたいと思っています！

──本作を通して「誰かに手紙を送ってみたいな」と感じることはありましたか？

桜田　あまりスタッフさんに当てた手紙はこれまで書いたことがなかったんですけど、この作品以降、監督さんやスタッフの方々に対して書くことが増えました！

神尾　僕は家族に書きたいですね。特に、祖父母とはなかなか連絡を取る機会がないので、書いてみたいと思いました。

──アナログでのやり取りの魅力はなんだと思いますか？

神尾　やっぱり字にその人の感情が宿ると思います。その人がどういう気持ちで書いてくれたんだろう？って残るのが、いいですよね。あとは、ちゃんと届くのかなっていうドキドキ感も“アナログならでは”の味わい深さだなと感じます。

桜田　自分自身 手紙を書く機会がよくありますが、送る相手に合わせて便箋を選ぶ時間に癒やされています。どんな言葉を送ろうかなと考える時間も尊いです。また、自分が相手から受け取ったときも、同じ感情になります。自分に向けて時間を割いてくれたんだなと思うと、感謝の気持ちが出てきますね。

──作中などで、お互いの手書き文字を見る機会もよくあったかと思いますが、それぞれの字にどんな印象を抱きましたか？

桜田　神尾さんの字はかっこいい。

神尾　本当ですか？

桜田　とても綺麗です。

──私も綺麗で読みやすいなと感じました。習字などやられていたんですか？

神尾　やってないです。独学です。

──神尾さんから見た桜田さんの字はいかがですか？

神尾　スタイリッシュですね。

桜田　スタイリッシュ！？

一同　（笑）

神尾　読みやすさで言ったら、（自分よりも）ひよりちゃんの字のほうが上だと思います。スタイリッシュさと可愛らしさを兼ねそろえた字だなぁって思いました。

──作中のように【やり取りはしているけど、まだ実際には会ったことない人】に「会おう」と言われたら、会ってみたいですか？

神尾　いや～……仕事柄もありますが、怖いですね（笑）。この仕事をしてなかったら、あり得ることなのかな？と思いますが……。

桜田　そうですよね。やっぱり今の時代、危険性が高いので……なかなか会うまでにはならないです。だけど、この人と恋愛してみたい・相手のことをもっと知りたい！と思うのであれば、“会う”という選択肢をとるかもしれません。

──顔を合わせたことがない人だと、やっぱりどうしてもハードルは高くなっちゃいますよね。ちなみに、本作は“会いたい”という気持ちが根底にあると思うのですが、それにちなんで、今いちばん会いたいなと感じる人はいらっしゃいますか？ご友人でも憧れの人でも構いません。

桜田　アーティストや俳優として活躍しているサブリナ・カーペンターさんに会ってみたいです。彼女が出演しているドラマをずっと観ていて、そこからずっと好きなんです。すごくチャーミングな面もありつつ、ライブパフォーマンスでは大人っぽく、そして色っぽい表現をされる方で……観ていると自分も頑張ろうと思えます！

──神尾さんはいかがですか？

神尾　萩原利久に会いたいです。最近ぜんぜん会えていないので（笑）。

──会ったら何をしたいですか？

神尾　昔よく一緒にカラオケに行っていたので、また行きたいですね。