「年の差恋愛は食で深まる?」馬場ふみか×佐藤瑠雅に特別インタビュー【ドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』に出演】
執筆者: ライター・コラムニスト/ミクニシオリ
食で生まれる会話が縮める、心の距離
2022年に特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』で俳優デビューしたばかりの佐藤さん。撮影現場では、俳優としても先輩の馬場さんがリードしてくれたのだそう。
佐藤:僕は人見知りするタイプなので、最初に打ち合わせに行ったときも緊張していたのですが、馬場さんが近くの席に案内してくれたんです。撮影がスタートしてからも、馬場さんは僕が想像していた以上に、馬場さんらしいアリスさんを演じられていて、さすがだなと思いました。男女の恋愛作品を演じるのは初めてだったのですが、作中ではアリスさんとの距離が物理的に近くなるシーンもあるので、やっぱり緊張しましたね。
作中の晴海くんも、佐藤さんと同じように歳の差のあるアリスさんとの距離を計りかねているように見えるシーンもしばしば。しかし、そんな2人の背中を押してくれるのが、囲炉裏で作る暖かみのある食事です。馬場さんも撮影を通して、改めて人と食事することの大切さに気づかされたそう。
馬場:人とご飯を食べることって、コミュニケーションとしてもすごく大切なことなんだなと思いましたね。私も仕事中にスタッフさんや共演者さんと一緒に食卓を囲むこともありますけど、それだけで会話が生まれるじゃないですか。でもたとえ会話が生まれなくても、一緒に食事をすること自体がコミュニケーションになるんだと思います。
好きな人とのデート場所に飲食店が選ばれがちなのも、みんなが食事の隠れた魅力に気づいているからこそなのかもしれません。スチール撮影中にも、馬場さんが佐藤さんに食事を通して会話するシーンも。
馬場:昨日の夜ごはんは何食べた?
佐藤:ええと……あ、カレーだ。馬場さんは?
馬場:私はね、沖縄料理〜。
佐藤:あ、沖縄そば?……そういえばオレ、そばも食べたんだった。
馬場:カレーとそば?ちょっと多くない(笑)?
佐藤:お腹めっちゃ空いてたんだよね……。
何気ない会話でしたが、一気に肩の力が抜けたような表情を見せてくれた2人。これも、暖かい食卓というイメージがかけてくれる一つの魔法なのかもしれません。
この記事を書いた人
ファッション誌や週刊誌、WEBメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ