「TENGAのテーマパーク爆誕」楽しくおしゃれな性教育スポットが原宿ハラカドに!話題の『TENGA LAND』に行ってみた
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
ショップスタッフの戸田さんにお話を伺いました!
――どんなお客さんが多いですか?
「カップルで来店される方が多いですが、男性同士のグループもいらっしゃいます。ふらっと立ち寄られる方もいれば、妊活アイテムを目当てに目的を持って訪れる方もいてさまざまです。海外からのお客様は、TENGAを知っていて訪れるケースが多く、『こんなに商品があるんだ』と驚かれることも。為替(かわせ)の影響もあり、『日本だとお得に買える』と喜ばれることが多いです」
――印象に残っているお客様はいますか?
「リピーターのお客様は特に印象に残っています。地方から東京に来るたびに立ち寄ってくださり、『新商品は出た?』と尋ねてくださる方や、男性スタッフと商品について熱く語り合う姿が印象的です。女性のお客様では、アイテムを複数持っている方から『これはこういうところが良かった』と具体的なフィードバックをいただくこともあり、とても勉強になります」
さらに、広報の橘さんからは、こんな微笑ましいエピソードも教えていただきました。
「先日、20代前半くらいの男性3人組が、精子の状態をチェックできる『メンズルーペ』を5つ購入していかれました。その場で友達に連絡を取り合い『あいつも欲しいって!』と盛り上がっていて、『みんなでやってみよう!』と購入していきました。結果がいまいちでも、精子のケアは可能だよと伝えたら、『よし、頑張ろう!』と前向きに捉えてくれていて、こちらも嬉しくなりましたね」
こうした話を聞いて感じたのは、TENGA LANDが単に商品を販売する場所に留まらず、人々の生活にポジティブな変化をもたらしているということ。「性」というテーマを通して、来店者同士やスタッフとの新たな繋がりや発見が生まれているのだと実感しました。
この記事を書いた人
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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