「エリートサラリーマンから女性用風俗の人気セラピストへ」業界No.1『東京秘密基地』の謎多きランカーセラピストAIRIが30代でも圧倒的指示を得られる理由
執筆者: ライター・コラムニスト/ミクニシオリ
今、女性用風俗の中で“最も勢いがある”と言っても過言ではないのが、東京秘密基地だ。全国各地に店舗を持ち、キャスト数も圧倒的に多い。激戦区でもある東京都内でも圧倒的な存在感を放っており、その総本山とも言える本店にはなんと、1店舗203名もの在籍数を抱えている(※2024年12月時点)。ランキングを覗いてみると、20代のキラキライケメンたちが多数並ぶ中で、一人だけ30代後半のセラピストを見つけることができた。男性セラピストの名前は、AIRIさんだ(※ランキングは日々変動します)。
AIRIさんといえば今、ネット上で様々な憶測が飛び交う“時の人”でもあるのだが、その実績は凄まじい。2024年1月にセラピストデビューしたばかりの彼だが、たったの数カ月で店舗のランキングやリピート数ランキングの上位者に。2024年11月度は本店で3位の実績を残しているAIRIさん。彼のセラピストとしての魅力とは何なのか、そしてなぜ女性用風俗にたどり着いたのかを聞いてきた。
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タワマン暮らしの高収入サラリーマンがマッサージに魅せられて脱サラ
取材当日、取材場所にスーツ姿で登場してくれたAIRIさん。HPの記載通り、180cmを超える高身長。女性から好まれるセラピストであることも納得なのだが、まずはそんな彼の半生について聞いてみた。
「大学を卒業して、最初は広告代理店に就職しました。いわゆる、一般的なサラリーマンですね。仕事は楽しくて、もっと収入を上げてみたいと考えるようになり、数年後に不動産関係のコンサル会社へ転職。企業向けのセミナーに登壇する機会も多かったので、人前で喋ることには慣れているんです」
会話するAIRIさんの声はとても落ち着いていて、癒やしを感じさせる。心理カウンセラーやアンガーコントロールなど、心理系の資格も多数取得しているという。サラリーマン時代は営業成績も常にトップで、一時期は都内のタワマンで暮らしていたこともあるほどなのだそうだ。会社員としても成功していたAIRIさんは、なぜ女性用風俗の世界にやってきたのか。
「忙しく働く中で、メンズエステにハマったのが最初のきっかけでした。まずはマッサージに興味を持ち、話題のエステティシャンやマッサージの講師の元に通って、手技を教えてもらうようになったんです。副業でマッサージ師としても働くようになり、施術について深く勉強していく中で、身体に触れることで癒やせるのは身体だけではないと知りました。心も身体も揉みほぐすと、目の前の人と仲良くなれることも分かってきて、どんどんマッサージにのめり込んでいきました」
20代の頃は高収入のサラリーマンとして、合コンに参加することも多かったというAIRIさん。マッサージの仕事やコンパで女性との距離感を学びながら、仲良くなった女の子に無料でマッサージをしてあげることも多かったそうだが、そこからどんどんモテるようになっていったという。マッサージというスキルをあなどるなかれ、想像以上にいろいろな活かし方があるようだ。
師事していたマッサージ講師からの紹介もあり、エグゼクティブなお客様の接客も増えていったのだそう。その時期には、まさに映画『娼年』のような接客を求められることもあったそう。
「まだ女性用風俗がここまで世の中に浸透する前のことでしたが、世の中の女性が抱える欲求は僕が思っていた以上に幅広いことも知りました。そんなこんなでマッサージの仕事も軌道に乗ってきて、本格的に本業化を決意。不動産コンサルの経験も活かして、オーナーセラピストとして現場に立つための店舗の経営をスタートし、会社員は引退しました」
この記事を書いた人
ファッション誌や週刊誌、WEBメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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