「乗ってわかった“トヨタ ランドクルーザー 250”のすごさ」“ランクル”が原点回帰!DNAが燃える新モデル堂々デビュー
執筆者: ライター/本間 新
ランクルらしい物理スイッチを残したコントロールレイアウト
ランドクルーザー250のキャビンデザインは、現代的なデジタル要素を取り入れつつも、従来からの「使いやすさ」を重視した設計が随所に光ります。特に注目すべきは、物理スイッチをしっかりと残したコントロールレイアウト。直感的な操作が可能なスイッチ類は、グローブを装着しての操作やオフロードでの不安定な環境下でも確実に扱えるよう配慮されています。これこそが、実用性を第一に考え抜かれた「ランクルらしさ」を感じさせる魅力の一つです。
室内空間の設計にも多彩な工夫が盛り込まれています。特に3列シートを備えたモデルでは、最大で7名乗車が可能。サードシートはやや小ぶりな設計ながらも、子供や短時間の移動に適したサイズ感となっています。必要に応じてフラットに収納できるため、大きな荷物を積む際にも便利です。このシートレイアウトの柔軟性が、ファミリー層からアウトドア愛好者まで幅広いニーズに応えるポイントです。
サードシートは、使用しないときには座面が沈み込む前倒式となっており、簡単な操作で荷室を拡張することが可能です。この設計により、広々とした荷室スペースが確保されるだけでなく、収納時には無駄なスペースを生じさせない効率的な空間活用が実現されています。
また、セカンドシートは前方にタンブルする仕組みを採用。これにより、乗車人数や荷物の量に応じて柔軟にスペースを変更できるため、日常使いからアウトドアや長距離旅行まで、多彩なシーンで活躍します。
この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
Instagram:@homart01
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ