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「スズキのコンパクトSUV“フロンクス”が売れてる理由」充実装備でコスパ抜群!自動車ライターが試乗ガチレポート

執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾

クラスを超えた乗り味と使い勝手のいいACC

スズキ「フロンクス」はコンパクトながら高速道路での快適性もピカイチ!

コンパクトながら高速道路での快適性もピカイチ!

実際に走り始めてみると、想像以上に滑らかな乗り心地で車内が静かなことに驚かされます。300万円以下のコンパクトSUVということを考えると、この乗り心地と静けさは価格以上の価値があるように感じられました。2WDと4WD、両方に試乗しましたが、街乗りでの乗り心地が良いと感じたのは2WDのほうでした。雪がよく降る地域でなければ、2WDのほうがオススメと言えます。

また車体が1070㎏と軽く、搭載されるエンジンは1.5Lのマイルドハイブリッドとなっていますが、今回の試乗コースである街乗りや高速道路では力不足を感じることはありません。

スズキ「フロンクス」はボタン(一番左)1つでACCを起動できるのはとっても便利!

ボタン(一番左)1つでACCを起動できるのはとっても便利!

そして高速道路に乗ってACCを起動!ACCの起動はボタンを1回押すだけでOK!この手軽さは素晴らしいです。メーカーによって操作方法は異なりますが、ボタンを何回か押さなければいけないモデルもまだまだ多いです。しかし、1回ボタンを押すだけで、今走っている速度にACCを瞬時に設定してくるのは操作性が抜群に高く、ACCが今まで以上に便利な装備になったと感じました。もちろん、起動後に設定車速の変更もできます。

価格が安く、質感も高く、走りも良い。コストパフォーマンスの高いコンパクトSUVのフロンクスは、トレンドのSUVが欲しい若い人にはオススメの1台でした。

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  • スズキのコンパクトSUV「フロンクス」
  • インド生まれのコンパクトSUV「フロンクス」
  • 充実した運転支援システム
  • シートヒーターや電動パーキングブレーキなど今どきの快適装備もバッチリ!
  • スマートフォン連携ナビや置くだけ充電など車内で過ごす時間を楽しく快適にする装備も標準装備で用意
  • 質感の高いブラック×ボルドーの内装
  • リアシートは177cmの筆者が乗っても窮屈に感じない
  • ラゲッジボードは日本仕様に合わせて新設計
  • コンパクトながら高速道路での快適性もピカイチ!
  • ボタン(一番左)1つでACCを起動できるのはとっても便利!

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この記事を書いた人

老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。

X:@S_Nishikawa1997

Instagram:@s.nishikawa_1997

Website:https://smartmag.jp/

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