「スズキのコンパクトSUV“フロンクス”が売れてる理由」充実装備でコスパ抜群!自動車ライターが試乗ガチレポート
執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾
登場したばかりのスズキのコンパクトSUV「フロンクス」。トレンドのコンパクトSUVと言うだけあってライバルも多くいますが、月販目標台数1000台のところ、既に10000台を超える受注が入っているそうです。しかもスズキとしては「想定より若い人からの受注が多くて驚いている」とのこと。これはsmart読者の皆さんに伝えなければ!ということで、早速20代の自動車ジャーナリストである私がいろいろチェックしてきました。
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フロンクスってどんなクルマ?
フロンクスは元々インドなどを中心に2023年から販売されているグローバルモデル。生産もインドのグジャラート工場で行われています。そんなフロンクスが遂に10月から日本でも販売となったのですが、単純に海外市場で販売されていたモデルを日本に導入した訳ではありません。しっかりと装備を充実させ、乗り心地も日本の道にあった上質なものへと進化させてきました。
装備面で見れば、シートヒーターや置くだけ充電といった今どきのクルマらしい快適装備はもちろん、車間を一定に保ってくれるアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、停車中にブレーキから足を離しても停車状態を保持してくれるブレーキホールドなど、運転支援システムに関する装備もバッチリ。現代のモデルとして装備内容に不満はありません
乗り心地や内装の質感など、日本仕様は細かなところまで独自に作り込まれていて、実際に触れて乗っても「安っぽさ」を一切感じないのが好印象。さらに日本仕様には独自に4WDが設定されています。充実装備ながら価格は254万1000円~(2WD)。スマートフォン連携ナビなども備わってこの金額はバーゲンプライスと言えるでしょう!
この記事を書いた人
老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。
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