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「ラブ トランジット2」“まさか!”の成立カップルまさと&ゆきこが明かす、2人の復縁を決定づけた“あの質問”の真相【ネタバレあり】

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復縁の決定打「俺の新しい恋愛、応援できる?」

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2のまさとさん、ゆきこさん

——復縁の方向に傾いた大きなきっかけはあったんでしょうか?

まさと 気持ちが変わっていったのには、結構積み重ねがありました。品川の水族館に一緒に行って過去の写真と動画を見たとき(第6話参照)は、「うわぁ~すごく懐かしいな~楽しかったな~」としみじみ思っていたんですが、ふと、ゆきを見たらすごく泣いていて……。そんな姿を見て、バコーンっ!と気持ちに来るものがありました。それまでにも、(横浜の)赤レンガ(倉庫)前で泣きながら話してくれていたことなど積み重ねはありましたが、過去の思い出動画はドカーンと来ました。

——そのときのゆきこさんの気持ちはどんなものでしたか?

ゆきこ 自分の中での一番の大恋愛が“思い出”として映し出されたときに、当時の感情をすごく懐かしく思って……。美しい思い出に触れたことで涙が出てきてしまったんですが、段々とその涙のワケがわからなくなってきちゃって……。最初は「恋愛ドラマを観て、感動して泣くのと同じ感覚だ」と思っていたんですけど、「それとは意味が違うのでは……?」と徐々に気づきだしたところでした。

——ご自身のなかでも複雑な涙だったんですね。

ゆきこ 他の人と恋愛をしているのを目の当たりにしているからこそ、「自分の気持ちに正直になることで、まさと君と他の誰かの幸せを奪ってしまうのでは……?」と思いました。苦しくて、本当にいろんな感情がありました。

Prime Video『ラブ トランジット』シーズン2

——そんななか、まさとさんの「俺の新しい恋愛、応援できる?」という投げかけがストーリーを大きく動かしました。

まさと あれはもう正直、「嫌だ」って言ってほしかったっていうのがありますね(笑)。

ゆきこ でもそれがなかったら私は「嫌だ」って言わなかったんですよ、絶対!本当にあの一言がなかったら全然違ったと思う。「自分の気持ちは言わないほうがみんな幸せ」と思っていましたし、その幸せを見て私は悲しい気持ちにはもちろんならない。私の大好きだった人が幸せであることは本当に幸せなわけだから……。ただあの言葉がなかったら、私は自分の気持ちに向き合うことも伝えることも絶対できなかったと思います

——まさとさんの問いかけにゆきこさんは「幸せを応援できると思っていたけど、わからない」と、涙していましたね。

まさと 僕は正直嬉しかったです。あの瞬間は泣きそうになりました。

ゆきこ 私は実はあのときも苦しかったです。「本当にこの瞬間に自分の気持ちを言ってしまっていいんだろうか……」と。伝えたことでスッキリはしたけど、伝えてしまったことを後悔し始めてしまいました。

——自分の気持ちを伝えて後悔したのはなぜですか?

ゆきこ ホカンスでエリカちゃんと一緒に生活してきて、エリカちゃんの良さをそばでずっと見ていました。(まさとさん&エリカさんの)2人がお似合いに思えて、沖縄でも2人がデートから帰ってきた姿を見て「やっぱりこの2人のほうが楽しそうだな」とか、笑い合っている姿を見て「波長が合うんだろうな……」と。なので「私のあの一言でいろいろとかき乱してしまうのでは……」と思っていました。

この記事を書いた人

TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。

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