smart Web

連載スタイリスト服部昌孝のマシン沼。

【バッドボーイズ佐田正樹のガレージ探訪】マシンも趣味全開のガレージもハンパない!男の中の男の最終目標は“村を作ること”スタイリスト服部昌孝のマシン沼。VOL.8「服部昌孝とバッドボーイズ佐田正樹とマシン沼。」

執筆者: インタビュアー・ライター・編集者/本田圭佑

最終目標は村を作ること。男が憧れるガレージの向かう先

【バッドボーイズ佐田正樹のガレージ探訪】マシンも趣味全開のガレージもハンパない!男の中の男の最終目標は“村を作ること”

服部 今日、マシンの話ができることもそうなんですけど、佐田さんのガレージに入れるのがすごい楽しみだったんです。男なら憧れるであろう自分の好きなものだけを集めた空間で、自分もいつかこんなふうにしたいなって。

佐田 ここ何年かで買い集めたものもあるけど、基本的には昔から物が捨てられない性格で、どんどん溜まっちゃうんですよ。このガレージはこれが完成形ってわけではなくて。幸いなことに、趣味ごとに自分のことをフォローしてくれる先生や仲間がいるので、今の自分ができる範囲をやり続けてちょっとずつ進化している感じですね。最終目標としては村を作るっていうのをキーワードにやっています。

服部 ソフビや植物の量とかエグいですよね(笑)。

佐田 ソフビは2013年くらいから一気にハマって、気づいたらこうなりました(笑)。実は価値的な意味で本当にヤバいのは自宅に置いてあるので、これが全部ではないんです。あと、今年の11月にラスベガスで行われる「DesignerCon(D-Con)」で、自分がデザインしたソフビ『とろみ君』(※)を出すことになっていて、それが本当に楽しみで。

【バッドボーイズ佐田正樹のガレージ探訪】マシンも趣味全開のガレージもハンパない!男の中の男の最終目標は“村を作ること”
※とろみ君…佐田さんがデザインしたソフビ人形。2015年にMEDICOM TOY(メディコム・トイ)から初期モデルが発売され、仕様変更を経て現在は5期まで継続しているプロダクト。

服部 めっちゃいいすね!でも佐田さんって、たしか飛行機に乗るの苦手(※)じゃ……?

※佐田さんは閉所が苦手で、以前飛行機に乗ってパニックを起こしてしまったことがある。

佐田 そう!だから飛行機に慣れておくためにまずは国内で予行練習しようかなと思っていて。近々仕事で北海道に行くからそのときに。最悪、飛行機に乗れなかった場合は電車に切り替えても間に合うようなプランを立てていて、いつもYouTubeを撮影しているカメラマンも同行予定です。

服部 いつも「殴」されている宇野さんですね。

佐田 そうです。あいつの旅費、全部僕持ちなんですよ。なんで僕が払わないけんのかって話なんですけど(笑)。

服部 (笑)。俺にとって佐田さんは、今自分が描いている先を走っている先輩なんですけど、佐田さんがこうなりたいと思う人はだれですか?

佐田 やっぱり所(ジョージ)さんやヒロミさんに対する憧れは強いですよね。子どもの頃から見てきた人たちの中でも自由だし、多趣味で素敵な大人だなって思います。かっこいい大人たちの背中を追ってこの世界に入っているから、僕も「趣味に生きていて面白そう」とか「佐田さんのようになりたい」と言われるようになったら最高ですね。

服部 よくわかります。俺もスタイリストとして上の世代の姿を見てきて、魅力的な人間ってどういう存在なのかを考えるようになって。夢中になれることを持っている人ってやっぱりかっこいいから自分もそういう存在でありたいと、最近さらに強く思うようになりました。

【バッドボーイズ佐田正樹のガレージ探訪】マシンも趣味全開のガレージもハンパない!男の中の男の最終目標は“村を作ること”

この記事を書いた人

Website:https://smartmag.jp/

執筆記事一覧

この記事をシェアする

この記事のタグ

24

07:00

smart Web の
記事をシェア!

この記事をシェアする

関連記事

「90年代の原宿には“やってやるぞ感”が漂っていた」名優・永瀬正敏が認める“一番かっこいい男”とあの代表作への思い

「クスリと笑えて元気が湧いてくるCM」江頭2:50と“ガツン、とシリーズ”のコラボCMが話題!『全人類ガツン、と化計画』が始動中

【亀梨和也 独占インタビュー】KAT-TUN解散、そして40代に向けて…亀梨和也が見据える現在地【“親戚の兄さん的存在”の熊谷隆志が撮り下ろし】

「愛車はハーレーのDリーガー」ダンスと音楽の二刀流 Valuence INFINITIES・SEIYAのダンス哲学とプライベートに迫る

「イヤな記憶がフラッシュバックしたときの対処法」納言・薄幸が実体験からなる“克服方法”を伝授

渡邊圭祐、綱啓永、宮世琉弥が考える自己肯定感の高め方と“なりたい自分”…に一同爆笑!?【韓国発の超人気マンガ『女神降臨』が二部作で映画化】

smart(スマート)公式SNS