【折田涼夏インタビュー】SNS総フォロワー数160万人超の“りょーか”になれる(!?)スタイルブックが話題!
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
昔、片思いしていた彼から連絡が来てパニックに!
――『なついろ。』というタイトルはどのように決めていったのでしょうか?
折田「みなさんにもいろいろタイトル案を出していただいたのですが、私は自分の名前にも『夏』の文字が入っているので、絶対に『夏』という言葉は入れたいなと思っていたんです。その上でさらに考えて、このタイトルに決まりました」
――夏生まれという以外にも、夏が好きな理由はありますか?
折田「私が生まれた日(7月20日)がちょうど海の日だったんです。母が私を出産して病室に戻った瞬間に花火が打ち上がったというエピソードもあって。涼しい夏で『涼夏(りょうか)』なので、いつも自己紹介をした瞬間に『絶対、夏生まれだね』ってみんなに当てられるし、『夏が似合うね』とも言われ続けてきたので、やっぱり夏には思い入れがあるんです」
――エッセイなどの文章も読み応えがありました!
折田「エッセイは初めて書きました。恋愛のお話なんかもちょこちょこSNSで話す機会はあったんですけど、こんなに詳しく話したことはありませんでした。なので、今回、書いているうちに過去の恋愛とかをいろいろ思い出して、かなり踏み込んで書いてしまいました(笑)。他にも仕事についてや友達についてなど、普段話す機会がなかったことをいろいろ書くことになったので、どこまで書こうかなとか考えることも多かったですね」
――改めて自分の考えや思いを確認する機会になったのではないかと思うのですが、新たな発見はありましたか?
折田「仕事面でいうと、改めて自分が真面目すぎるなって思いました(笑)。まわりの人からもよく言われるし、普段の行動をとっても一つ一つ慎重に物事を進めていくタイプなんです。10代ってみんなで羽目を外したいとか、そういう気持ちになる時期だと思うんですけど、私はお仕事に差し支えることは控えようと常に意識してきたんだなっていうのを文字にしてみて改めて感じました」
――自分の真面目さに気がついたことで、今後はもう少し肩の力を抜いていこうかなみたいな思いはあったのでしょうか?
折田「いえ、そこは全然(笑)。むしろ20歳になったタイミングが一番大事だと思っていて、羽目を外さず真面目さを貫いていきたいと思っています(笑)」
――対談もスカイピースの☆イニ☆(仁)さん、金子みゆさん、きりたんぽさんと豪華なラインナップです!
折田「対談をするってなったときに頭に浮かんだのがこの3人でした。☆イニ☆(仁)さんは、私が高校生の頃からコラボをしていただいているんですけど、コラボしたあともなにかあるたびに連絡をくれたりしていて、本当に気にかけていただいている方なので、20歳になるタイミングでお話をさせていただきたいなと思って選ばせていただきました。きりたんぽさんは、最初、☆イニ☆(仁)さんのYouTubeでお名前を出させていただいて。そのあと、きりたんぽさんからご連絡をいただいて以来、プライベートでご飯に連れていっていただいているお姉ちゃん的存在です。金子みゆちゃんは同じ事務所ということもあって、撮影終わりなども含め、プライベートで一番ご飯に行く機会が多い友達なんです」
――先ほど、SNSをチェックしたら過去に好きだった方、ご本人から連絡が来たという事件が起こったことを報告されていました。
折田「そうなんです。実は書いたときにこのくらいならバレないかなって思いながら、かなり細かく書いてしまって(笑)。そしたら本人が本を読んでくれたみたいで、LINEで『これって俺のことだよね?』って(笑)」
――直接確認してきたその彼もすごいですね(笑)。
折田「幼稚園からずっと一緒だった幼馴染的存在なので、結構そういう風にざっくばらんな感じで話せる間柄なんです。彼がやっていたスポーツまで細かく書いちゃっていたので、まぁバレちゃうよねっていう(笑)」
――思いがけない方からの連絡もありつつ、発売されてからは他にも反響はありましたか?
折田「ファンの方たちからは、これまで匂わせしていたのがまさかスタイルブックだとは思わなかったという声が多くて。お誕生日近くだったので、生誕祭のことなんじゃないかってみんなは思っていたみたいなんです。なので『(生誕祭の)その上が来た!』みたいな感じで喜んでくれて。私が小学生の頃から応援してくれている人たちは、なんかお母さんみたいな目線で『よかったね』って言ってくれたり。あとは友達からも『買ったよ』って報告があって、めちゃくちゃありがたいなと思っています」
――めちゃくちゃ愛されていますね!内容についての感想なんかはありましたか?
折田「私は今まであまり肌を出すような撮影をしてこなかったんですけど、今回は20歳になるということもあって、私からも希望を出してバスルームで泡々な写真を撮影したんです。それを同級生の男の子たちも見てくれたみたいで、『これって(見ちゃって)いいんですか?』とか『大人になったね』みたいな感想もあって。女の子からも連絡があったんですけど、やっぱりあのシーンの反響が一番大きかった気がします」
――20歳のアニバーサリーを飾るスタイルブックですが、インフルエンサーとして活動を始めた頃は、20歳の自分に対してどんなイメージを持っていたのでしょうか?
折田「20歳を超えてもずっと活動していきたいという思いは持っていたんですけど、活動できているかなっていう不安もあって、家族とも20歳で一区切りだねっていう話をしていて。なので、その20歳でスタイルブックを発売できて単独で生誕祭を行えたことも、私が思い描いていた通りの展開だったので、ひとまず安心できたし、これからも頑張っていこうと改めて気を引き締めることができました」
――20歳になって何か変化や発見はありましたか?
折田「一番大きかったのはお酒が飲めるようになったこと。私には年上のお友達が多いのですが、今まではご飯を食べに行っても『涼夏がいるから今日はお酒を飲むのはやめよう』みたいな雰囲気になるのがちょっと心苦しかったので、みんなと一緒にお酒を飲めるのが今は本当に嬉しいです」
――初めてのお酒はどんなタイミングで飲まれたんですか?
折田「お誕生日にスタッフさんと一緒に打ち上げをして、その乾杯の席で飲みました。そこから、何回か飲む機会があったんですけど、一つわかったことは、甘くないお酒のほうが好きっていうことですかね。がっつり酔っ払うみたいなことはまだないんですけど(笑)」
――涼夏さんが思い描く大人の女性とは?
折田「SNSでも“いい女”とかそういうワードっていっぱい出てきますよね。私がまわりの年上の方を見ていて思うのは、余裕があることが素敵な大人なんじゃないかと思います。私は何かあると切羽詰まってしまうんですが、お姉さん方に相談するとみんな余裕がある答えが返ってくるんですよね。私にも後輩がいるので、先輩のみなさんみたいに面倒見のいい、余裕のあるお姉さんになっていけたらいいなと思っています」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
Instagram:@remisatoh
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