「高校生スケーターがガチで欲しいバッグができるまで」EDGELINKとバンタンデザイン研究所との産学共同企画に密着
執筆者: smart編集部
smartは「バッグ作りのプロと、バンタンデザイン研究所『スケートボード&デザイン専攻』の高校生たちが何やら面白い取り組みをしている……」という情報をキャッチ! 産学共同企画の実態を探るべく、彼らの授業に潜入した。
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新ブランド「EDGELINK」って知ってる?
“TOKYO”をアイデンティティとして、今の時代の空気感を映し出すストリートバッグブランド「EDGELINK(エッジリンク)」。年齢・性別・国籍などで区別せず、さまざまな人が認め合い繋がり合うダイバーシティなストリートカルチャーの素晴らしさと、エッジを使って繰り出すトリックにトライし、失敗しても称え合い、励まし合うアーバンスポーツの魅力を軸に、ジャンルにとらわれないオリジナルアイテムを展開する。
【座学】スケーター少年たちのリアルな“調子イイ!”を求めて
“日本初”のプロスケーターを育てるスクールとして、2017年4月に開講した〈バンタンデザイン研究所 高等部 スケートボード&デザイン専攻〉。ここに通う学生たちとともに、商品開発をしているのが、ストリートバッグブランドの〈EDGELINK〉だ。1年の歳月をかけ、授業を通して学生たちのリアルな意見を取り入れながら、企画、数度のサンプル製作、展示会を経て、実際の商品として発売される。
取り組みは昨年から始まり、すでに“コラボ1期生”の先輩たちが作ったバッグは市場に流通している。
この春から、新2年生との取り組みがスタート! 初回の授業では、EDGELINKチームの大人たちを前に、最初はおとなしかった学生たち。
自己紹介や雑談を通して少しずつ慣れていき「こういうのが欲しい」「リアルに使うのはこういう形」とどんどんアイデアが飛び出した。
【課外授業】教室からスケートパークへ!彼らの“ホーム”で実力を発揮
5月某日。この日は“パークツアー”と称し、観光バスを貸し切って都内近郊のスケートパークへ。
特別講師としてプロスケーターの本橋瞭さんも参加した。
到着するとすぐに、ウォーミングアップを開始した学生たち。
ボックスやランプなど、それぞれが得意とする場所で自由に技を決めていく。お昼休憩後も和やかな雰囲気でスケートが続き、授業の後半にかけて徐々にヒートアップ。
これから習得したい大きい技に挑戦したり、持参のビデオカメラでスケートビデオを撮ったりする学生の姿もあった。
本橋講師から「この技に挑戦してみたら?」というアドバイスが出るシーンも。一日みっちりスケートを楽しんだ彼ら、帰りのバスは爆睡……かと思いきや!
さすがの高校生パワーで、今クラスで大流行中のスマホゲーム〈ブロスタ〉で終始大盛り上がりだった。EDGELINKと高校生のバッグ開発は続く。
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Photography_SATOSHI OMURA, REO ICHIKAWA
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※この記事は2024年smart8月・9月合併号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
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