「バチェロレッテ3」参加男性ラスト2名が明かす舞台裏|ハイスペック揃いの最新作の“勝者”は?【ネタバレあり】
執筆者: ライター/石野志帆
※以下の内容は『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の7話までのネタバレを含みます。
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Prime Videoで独占配信中の大人気恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3(全9話)。7月4日(木)に第7話までが配信され、東大卒・元官僚の才女である3代目バチェロレッテ・武井亜樹さんが、“真実の愛”を共に育む男性を2名にまで絞った展開が明らかになった。smart Webでは、ラストローズを競った2名にインタビュー。バチェロレッテが運命の相手を選んだ最終回の配信を前に、非日常空間での恋愛がどのように展開されていったのか、その舞台裏について聞いた。
物理化学者と医者 ハイスペックな2人の参加動機とは?
——『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3に参加した動機を教えてください。
「恋のケミストリーを探求するオトコ」
櫛田 創さん(32歳)/物理化学者
櫛田 創(以下、櫛田) 年齢もあって「結婚したい」と思っていました。長く付き合ってた彼女と別れた後に「誰かを好きになろう」と頑張ったんですが、なかなか人を好きになれない……というのがありまして。これは自分の問題なのかなと思う反面、やはり男性社会の中をずっと生きてきたんで、そもそも出会いがないということもあって。そうしたなかで“日常の延長線上では会えない人”と出会える『バチェロレッテ・ジャパン』に参加してみたいと思いました。
「デリカシー治療中なドクター」
坂口隆志さん(33歳)/内科医・実業家
坂口隆志(以下、坂口) 僕は内科医としてずっと働いてきて、仕事が好きなタイプなので、どうしても恋愛の優先順位を上げられずにいたんですが、33歳になって年齢的にも恋愛に向き合っていきたいと思いました。この旅は仕事も全部休んで、恋愛だけ考えて過ごす時間になるので、自分の人生の中で絶対に有意義で意味深いものになるだろうと思い、参加しました。
——婚活市場でいえば、お医者さんというスペックは引く手あまたな気がします。
坂口 僕は自分がすごく欠点だらけで、“抜け”しかない人間だと思ってるんです。そんな自分でも好いてもらえるのかな……という思いがありました。自分の欠点が“医者”というもの(スペック)にマスクされてるなら、それは絶対良くないと思ったんです。こんな自分をしっかり真正面から見てくれて好いてくれる人に出会いたいし、僕も愛せる人を探したいっていうのがありました。
ラスト2名に残るまでの軌跡
——旅に参加した時点では、最後の2人に残る自信はありましたか?
櫛田 全くなかったですね。自信がある場合というのは根拠があって、自信がない場合っていうのはデータがないときだと思うんですが、周りを見ながら客観的に判断して「僕(がバチェロレッテ)なら、僕を残さないな」と思いました。
——坂口さんはいかがでしたか?
坂口 僕は「自分自身をしっかり表現し切って選ばれないのであれば、仕方がない」と思って、旅に参加していました。ただ、自分がやってきたことやいろんな人から受けた愛情、育んでもらったものなどは、良いと思ってもらえるのではないかと思っていたので、自分を鼓舞しながら旅を続けていましたね。
——7話までの中で、一番思い出深いデートを教えてください。
櫛田 いろいろあるんですが、星を観に行ったデートかなと思います。それまではちゃんと亜樹さんと接して話を聞くっていう機会があまりなかった。でもあのデートでは、亜樹さんという人のことがすごくよくわかったというか。僕にとっては、ちゃんと話ができた感じがあった、最初のデートだったかもしれないですね。
坂口 僕はお風呂に入った“フラワーバス”のデートですね。自分自身のことをすごくさらけ出して話したし、最後に雨が降るのもちょっと逆にドラマチックで。
櫛田 “スコールンローズ”って呼ばれてたもんね(笑)。
——バチェロレッテに対して「好き」とはっきり断言するシーンは7話までの段階ではありませんでした。その一押しがなかったことに理由はありましたか?
櫛田 説明が難しいんですけど、やっぱり自分の中で「好きだ」という“スレッシュホールド”に達するまでの気持ちに、あの時点ではまだたどりついていなかったというのがシンプルな答えだと思います。
坂口 “スレッシュホールド”って何なん?
櫛田 スレッシュホールドっていうのは、なんていうか、閾値(しきいち)がこうあって……、すみません、なんか変な言い方しちゃった……忘れてください(笑)!
坂口 化学者だから出してくるね(笑)。僕は「亜樹さんといたい」「デートしたいし、話したい」という気持ちは高まっていたんですけど、普段の恋愛では本当にゆっくり居心地の良さみたいなのを感じていって、好きな感情が芽生えてくるタイプなんです。敢えて「言葉にしよう」とは意識してなくて、自然に出たときというのが自分の感情だと思っていて。そういう意味で、亜樹さんといられる時間がすごく限られてた旅のなかで、本当にリラックスして「好き」と言えるタイミングの確保が、あの時点では難しかったというのはあります。
この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
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