3代目バチェロレッテ・武井亜樹に聞いた「あなたに恋愛スイッチを押してほしい」の真意とは？【ネタバレあり】

全力でクリエイトした“私の旅” 。取り繕いゼロの本気を観てほしい

――緊張もせず、信念を持ちながら旅を進めていた亜樹さんが、第4話では物理化学者の櫛田創さんに対して珍しく弱音を吐くシーンがありました。この旅で困難を感じたことは何でしたか？

武井　もともと、弱音を吐くとか愚痴を言うとか、特に出会ってすぐの人にはできないんです。そういう意味で、櫛田さんに対しては、すごく似ているところが多かったので「きっとわかってくれるかな」と思って自然に（弱音が）出たんですよね。だからそういう意味では（弱音を吐き出せて）すごく嬉しかったです。困難だった部分で言うと、やはり参加男性はみんな緊張していて不安だったからか、私のちょっとした発言で不必要に傷つけてしまったことがあったり、私自身も男性がどう思っているのか全然わからない時があったりしたことですね。みんなが言っていることの意図がわからないこともたくさんあったし、逆に私の言ったことで「どうしよう……」となっている人もいて、それは難しかったかなと。

――お互いの真意が伝わらなかったと感じたことがあったんですね。

武井　本当は温かいところがある良い人なのに、私にとっては「ふざけてるだけなのかな」と見えてしまったり、私が心を開こうとしてるけど、相手はそういう感じじゃないのかな、と思ってお別れした人もいたんです。でも、実は他の男性に優しい対応をしていたということを後から耳にしたりして……。もうちょっと最後にかけられる言葉があったのかなとか思うと、申し訳ないと思うこともありました。

――番組の後半に向けて、どういうご決断をされるのか期待が高まります。見どころをお願いします。

武井　“心情をさらけ出す”という意味で、すごく挑戦した旅になったと思います。“バチェロレッテ”という大役にたくさんの人が注目してくださっているからといって、取り繕ったりカッコつけたりせずに、気になる人には「気になる」とか、不安だったときは「不安だ」っていうのを、信頼ができる男性にはちゃんと伝えていきました。『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3は、“私の旅”である一方で、その旅の結果には私の責任が伴います。だから「自分ができることは全部やろう！」と思って臨みました。自分が納得できる旅になったと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください！

（了）

『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン 3概要