「アントニオ猪木が愛用した香水は……」毎日が修学旅行みたいで楽しかった昭和のプロレス巡業前田日明と藤原喜明が大放談した書籍『アントニオ猪木とUWF』(宝島社)
昭和と平成のプロレスを語る上で欠かせない団体UWFが今年設立40周年を迎えた。アントニオ猪木の新たな受け皿として設立されたUWFの中心人物だった前田日明と藤原喜明が、タブーNGなしの大放談を繰り広げた『アントニオ猪木とUWF』から一部を抜粋して2回に分けてご紹介。1回目の今回は前田が「毎日が修学旅行みたいで楽しかった」と振り返る昭和時代の巡業について。(全2回の1回目)
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新日本プロレスの“女神”倍賞美津子
――前田さんは付き人時代、猪木さんの自宅には何度も行かれたんですか?
前田日明(以下、前田) 猪木さんは代官山のマンションの5階に住んでたんだけど、俺は付き人時代に何回かマッサージしに行ったくらいだね。
――当時の猪木さんの奥様の倍賞美津子さんの印象は?
前田 もうドキドキですよ。こんな大きなおっぱいをしてて、薄いTシャツをノーブラで着てるんだよ。社長の奥さんの前でチンコが勃ったらヤバいよなと思ってた(笑)。
藤原喜明(以下、藤原) おい、載せられねえことを言うなよ(笑)。でも、美津子さん自身はあっけらかんとしてたんだよな。
前田 あの頃はもう無意味に勃つ年代だから、抑えるのが大変でしたよ。
――後藤達俊さんは、美津子さんに「マッサージして」って言われて、やっているうちにどんどん勃っちゃって、猪木さんに見つからないようにするのが大変だったって言ってました(笑)。
前田 そりゃそうでしょ。美津子さんにマッサージやれって言われたら、10時間でも20時間でもやるよ(笑)。
――新日本の若い選手たちにとっては憧れの存在という感じですかね。
藤原 猪木さんが神様なら、美津子さんは女神様だな。俺たちにも優しくてな。
前田 猪木さんは昼間練習に来れない時は、道場に夕方来たりするんだけど。その時、美津子さんとお姉さんの千恵子さんと3人で来たりとかもしてたんだよ。
――千恵子さんもですか。『男はつらいよ』のさくらが新日本道場にいるって、すごいですね(笑)。
前田 美津子さんや千恵子さんが猪木さんについてきて、道場で軽い運動みたいなことをしてたんだよね。で、その時もノーブラなんだよ。
藤原 コイツは乳フェチだもん(笑)。
前田 まいっちゃうよ。あの頃の倍賞美津子さんはメッチャきれいだったよ。
――日本の女優さんというより、ハリウッド女優みたいでしたよね。
藤原 すごくきれいなスペイン系の女性みたいな感じだったよな。
前田 ホントに、こんなきれいな人は見たことないって思ったよ。ウエストが細くてお尻がボーンとあってさ。脚もきれいでさ。
藤原 お前、どこ観察してるんだよ(笑)。
――藤原さんは美津子さんに対して何か思い出はありますか?
藤原 俺は最初、小鉄さんの鞄持ち(付き人)をしてたんだよ。2年くらいやったあと、小鉄さんに「今日から猪木さんに付け」って言われて猪木さんについて行ったら、練馬にある美津子さんの実家に連れて行かれてな。家族が集まってガレージですき焼きをやってたんだよ。俺は猪木さんに付いたばかりで、いきなり家族の中に入れられて緊張して座ってたら、千恵子さんが隣に座ってな。「藤原さん、よそってあげるね。はい、どうぞ」なんて言われて、あれは今でも鮮明に覚えてるよ。優しい方だなと思ってな。俺は25歳だったから、もう
50年前の話だよ。
前田 それこそあの頃の藤原さんならチンコが勃ちまくりでしょ?
藤原 バカヤロー、そんな不謹慎なことするわけねえだろ(笑)。
前田 いや、あの頃って意味もなく勃つじゃないですか。
藤原 俺は自在に制御することができたから。
前田 ホントですか?(笑)。
藤原 「今日は勃っちゃダメだよ」「はーい」って、しつけをちゃんとしてたからな(笑)。でもな、実際に勃たない方法があるんだよ。
前田 どうやるんですか?
藤原 チンポの皮を引っ張ってさ、ギュッと結ぶんだよ。そうすると勃たないんだよ。
――そんなわけないじゃないですか(笑)。
藤原 これ、読者への有益な情報として書いておいて(笑)。
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