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【MELOGAPPA独占インタビュー】初のアーティストブックは「心の栄養剤的な一冊に」。制作秘話やアルバムの構想も『OFFICIAL ARTIST BOOK MELOGAPPA』が好評発売中

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【MELOGAPPA独占インタビュー】初のアーティストブックは「心の栄養剤的な一冊に」。制作秘話やアルバムの構想も

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もりとさくまの二人からなるチャンネル登録者数80万人超(2024年4月22日現在)のYouTuberであり音楽ユニットのMELOGAPPA(メロガッパ)。「いろいろな角度から音楽を楽しむ」をテーマに、さまざまな企画動画を配信している彼らの初の公式アーティストブック『OFFICIAL ARTIST BOOK MELOGAPPA』が現在好評発売中。6月にはYouTubeの世界を飛び出し大阪と東京でライブも開催予定で、9月にはアルバムリリースも予定されている。そんな快進撃を続ける二人に、smart Webが直撃。書籍には収録しきれなかった様々な思いも語っていただきました。

改めて結成から5年も経ったんだって思いました(さくま)

――今回、オフィシャルブックのご依頼があったときはどのように思いましたか?

さくま なんで? って思いました。

もり なんで作らせてもらえるんだろう? って。

さくま 一、二年前に、「MELOGAPPAが本の表紙になって本屋さんに並んでたらめっちゃ面白くないですか?」って視聴者の方と盛り上がったことがあったんです。それでなんとか実現できないかって、いろいろと動いていた時期があったのですが、そのときは実現できなくて、一旦諦めていたんですけど。時を経て、書籍のお話をいただいて、それも表紙どころか一冊まるまるMELOGAPPA。

もり やらせていただけるならぜひ、ということでお引き受けしました。本当にありがたいお話でした。

――本を作るにあたって打ち合わせを重ねていったと思うのですが、どのように作っていったのでしょうか?

さくま MELOGAPPAのことをよく知らない人たちにも、この一冊を通してこういう人なんだって伝わるようなものになったらいいよね、というお話をさせていただきました。それで編集部の方から、「なんかやってみたいことはないですか?」って聞いていただいたんです。それでもりくんは、モノを作ったりするのが好きなので、陶芸とかができたらいいんじゃないかとか、僕自身には特になかったので、プロのスタイリストさんやヘアメイクさんにかっこよくしてもらっていい感じの写真を撮るみたいなのとかどうですか、と提案したり。とにかくいろいろと提案させていただきました。

――ファッション撮影もあり、お二人のライフスタイルに迫るような要素もあり、総合的にいろいろと詰まっている本だなと感じました。インタビューも充実していて、2019年4月の活動開始から今までを振り返るいいタイミングになったのではないかと思います。

さくま 結成して5年目になるのですが、改めて5年も経っていたんだなって思いました。

もり 確かに。

さくま いろいろ質問をされているうちに、最初の頃は本当に何も考えていなかったんだな、と改めて思いました。とにかくこんなことをやったら面白いかなとか、みんな喜んでくれるかな、みたいな感じで、一つずつ動画をアップするだけだったので、そんな状態でよく5年も続いたなって。

――今回は二人の地元の宮城県仙台市と東京の2拠点での撮影がありましたが、現在、仙台では何か反響があったりしますか?

さくま 仙台の本屋さんなどでは、サインをバーンと飾ってくださったりしていて。X(旧twitter)でも、「入荷しました」みたいな情報をつぶやいていただいたり盛り上げていただいていて、応援してくださっているなっていうのをすごく感じています。僕もいつも行っている本屋さんに並んでいるのを見かけたりしたので、すごく嬉しく感じています。

もり すごくアクティブな方が多くて、一日に何店舗も本屋さんを回ったりしてくださる方がいて。ここにもあそこにもあったって、SNSで報告してくれたりして、まるで自分のことのように喜んでくださる方が多いんです。やっぱり地元っていうのもありますけど、そういうのがすごく嬉しいですね。

活動を始めた頃からさくまさんに引っ張ってもらっています(もり)

――結成当時のお互いの印象は?

さくま 最初は顔がぜんぜん覚えられなくて(笑)。

もり 私から見たさくまさんは、ノリはいいんだけど、あんまり喋らない印象でした。

――本にも書いてありましたね。

もり 乗っかってくるときはガッと来るんだけど、それでも全然喋らないみたいな。いろいろノウハウは持っている人という印象はありました。なので、気が合うとかの以前に、いろんなことを教えてくれる先輩的存在でしたね。

――この5年の中で、関係性が変わっていって、2人ならうまくやっていけると思ったタイミングはあったのでしょうか?

さくま もりくんがイケメンなのでサムネイルにもりくんがいるだけで、全員、見てくれるんです(笑)。なのでその時点で、もう勝ったなと。

もり (そういうことを言われると)本当にリアクションに困るんで、イヤなんです(笑)。

さくま 二人の画像をサムネイルにするんですけど、人って2人並んでいる場合は左から見るんですよね。なので、ユニットとしての立ち位置はもりくんを左にすることは最初から決めていました。

――雑誌や広告などでもその視覚効果は採用されているんですけど、さくまさんはそれを戦略的に取り入れていたということですね。

もり 活動を始めた頃からさくまさんに引っ張ってもらっているので、基本的な活動のノウハウはさくまさんが担当している感じです。

――MELOGAPPAというユニット名は?

さくま これって俺が言ったんだっけ?

もり 会議室でユニット名についてミーティングをしようってなったときに、いろいろ候補を出して、その中の一つですね。

ファッションが好きというよりは身だしなみとしてキレイにしていたい(もり)

――ファッション撮影には、smart本誌で活躍されているスタイリストさんやヘアメイクさんも参加されていましたが、お二人は普段YouTubeを撮影されるときも衣装などお洒落には気を遣っていらっしゃるのでしょうか?

もり いや、いつも困っています。全然わからないんで。

さくま smartを読んで勉強しておけばよかったですよね。

もり 最初の頃は、自分たちの私服で撮影していたのですが、そのあとは身近で服に詳しい人やスタイリストさんにスタイリングを頼むようになりましたね。今は、曲の雰囲気に合うようにということは考えながら選ぶようにしています。なので、スタイリストさんに何着かコーディネイトしてもらって、そこから組み合わせを変えたりして衣装を決めていく感じですかね。

さくま 二人の中では、もりくんのほうが服に詳しいんです。なのでもりくんが頼りですね。

もり ファッションが好きというか、身だしなみとしてキレイにはしていたいとは思っています。あとは、周りに服に詳しい知り合いがいるので、いろいろ相談したりして選んでいますね。みんなの力に頼っています。

さくま 今回の撮影でもスタイリストさんってすごいなって改めて思いました。自分たちでは選ばない服を選んでいただいたりしたのがすごく新鮮で。それがすごくかっこよかったので、嬉しかったですね。

もり 最初に「これを着ていただきます」って言われたときは、すごく失礼なんですけど、大丈夫かって思いました(笑)。

さくま そう。着ている姿が想像つかないからね。

もり でも、着てみたらすごくよくて、いい感じにまとめていただきました。その時に、服って面白いなと思いましたね。

――ヘアメイクもいろいろとチャレンジされていましたが、普段、こだわっていることはあるんですか?

さくま 特になくてですね。(YouTubeの)撮影のたびに、髪をセットするんですけど、私はすごい癖っ毛なんです。なので、このままで映像になるわけにはいかんと思いながら、アイロンとかで伸ばしながらもやり方がわからず、結局髪型がキマらないまま動画に出ています。

――ちなみにさくまさんの髪はカラーリングしていますか?

さくま 地毛のままです。

もり 昔は染めていたけどね。

さくま そうなんです。昔はブラウンカラーにしていたんですが、頭皮が荒れるようになってしまいまして。それで戻しました。

陶芸体験では僕のほうに才能があるというハプニング(さくま)

――本の中では、陶芸やイラストなどにチャレンジされていますが、印象に残っているものはありましたか?

さくま もりくんの希望で陶芸体験をしたのですが、付き添いで行った僕のほうに才能があるというハプニングに見舞われまして(笑)。ちょっともりくんには申し訳なかったなというのが、心に深く反省の念として残っています。

もり ちょっと、編集者さんが笑い過ぎなんですけど(笑)。あのときは傷つきましたね。なんでまたここで傷をえぐってくるのかなと(笑)。得手不得手(えてふえて)があるのは仕方がないですよね。

さくま 結果的にはもりくんの作品も良かったよ。

もり いらない、そういうフォロー(笑)。

――二人はこれまで音楽を中心に活動してきたわけですが、本の中で様々な新しいチャレンジをしてみて、それぞれお互いに関して今まで知らなかった新たな発見をした部分はありましたか?

さくま 私にとっては、もりくんの魅力をどう引き出していくかということが普段の活動はもちろん、本の中でも最重要課題でしたからね。

――それは、作戦なんですか?

さくま いや、それがMELOGAPPAの最大の武器だからです(笑)。動画でも、もりくんをいかにかっこよく見せるかに対していろいろと工夫してやってきたんですけど、今回の本では今までの最大値を遥かに凌駕(りょうが)するイケメンぶりをスタッフの方々に引き出してもらったので、こういうやり方があったのかっていうのが、新たな発見でしたね。逆に今まで私が力不足でごめんなって思いました。

もり これを俺は今、どんな顔で聞いているのが正解なん?

さくま ニコニコ聞いて(笑)。

もり 私は(さくまさんが)思っていたより器用なんだなと思いました。陶芸の件もそうですけど、撮影の時に気持ちを切り替えて表情を作ったりするんです。やっぱりその切り替えが早いですし、サマになるのを頭で計算してやっているその頭の回転の速さとかを改めて感じました。公式では、さくまさんはちょっと不器用キャラみたいな感じにしているんですけど、それにしてはだいぶ器用なんで、「ちょっとこいつ、ずるいな」って思いながら見ていました。

――さくまさん、それは作戦ですか?

さくま 作戦というか、精一杯の生存戦略ですね。(キャラがないと)存在できないというか(笑)。

――お互い、改めて発見があったということですよね。本を作ってことで二人の仲は深まりましたか?

もり 基本、喧嘩をしたことは今までもないんです。お互いイライラしていたら、さっと距離は取るので。

さくま そこが二人のよいところだよね。お互いわきまえているよね。

――本の中ではお二人がBANGSHOCKという架空のユニットと男子三十楽坊という架空のグループになりきって、MELOGAPPAについて語るインタビューがありましたが、それもお互いやMELOGAPPAについて客観的に見た部分を表現しているのかなと感じました。

さくま 本の中でふざけたことをしたいなっていうのと、あとはなんでもないことを議題にずっと喋るのが普段から僕らは得意なので、それをしたかったんです。

――そういうアイデアがYouTube的なアプローチだなと感じました。書籍では文字数や写真の点数も決まっているのでなかなかやらないことだと思うので。

もり なかなか贅沢なページの使い方ですよね。

さくま とりあえずロックっぽいのとヒップホップぽい架空のユニット2つをやろうっていうのだけは決まっていて。何も決まらないまま始めて、撮影をしてインタビューが終わった時点で、これはやらなかったほうがよかったんじゃないかと(笑)。ただ、編集部の方の類(たぐい)まれなるスキルによって、すごく面白いページに変貌を遂げていたので、本当に素晴らしいことだなと思いました(笑)。

この記事を書いた人

佐藤玲美

佐藤玲美

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

Instagram:@remisatoh

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