人気ユーチューバーの自宅の蔵書量がすごかった!創造的なアイデアが溢れ出すインプット術とインテリアを学ぶ
執筆者: ライター/戸谷祐貴
毎日、目覚めて、出かけて、帰って、眠る。どんなものに囲まれているとリラックスできるのか。お金をかけるのか。はたまた、かけないのか。今の自分の“心地よい”を追求する、家はまさに人生の土台となる場所。今年も「インテリア特集」の季節がやってきました!センスがいい人のお部屋からインテリア術を学ぶ「クリエイターのお部屋スナップ」から、今のあなたらしい部屋づくりのヒントを見つけてみてくださいね。第二回は動画クリエイターで音楽評論家、ミュージシャンでもある、みのさんの撮影部屋をスナップします!
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CDや書籍がぎっしり詰め込まれ大量のインプットが可能な空間が撮影部屋の【動画クリエイター/音楽評論家/ミュージシャン みのさん(33歳)】のお部屋スナップ
敬愛する音楽カルチャーを独自の世界観で紹介するみのさん。YouTubeチャンネルでもおなじみのこの撮影部屋は、CDや漫画に書籍などがぎっしりと詰め込まれた空間になっている。「この部屋は割と機能性重視かもしれないですね。仕事部屋って感覚が強いんで、手の届くところにすべてが揃うようにしています」。そう話すみのさんは、スピーカーやレコードプレーヤーにもこだわりが。
「70年代までのレコードってモノラルミックスの想定で作られているんですね。サウンドがステレオで聴くのとは明確に変わってきますし、やっぱりこの年代の音楽はモノラルレコードで聴くと大きな発見があります」。そんなみのさんは、『戦いの音楽史』に続き2冊目の自著の発売を目前に控えており、500冊以上の書籍を購入してインプットを行ったそう。「日本における音楽の通史を、音楽に詳しくない方でも理解してもらいやすいように噛み砕いて作っているので、たくさんの方に読んでもらいたいです」。
1. クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーがライブ中に観客席に投げたタンバリン。母親から譲り受けたもので、大切に保管している。
2. 一念発起して揃えたDenonの音響機材とレコード集。今では、モノラルレコードのサウンドにどっぷりとハマっているという。
3. 息抜きにプレイしているNINTENDO 64とブラウン管のセット。そしてYouTubeの撮影で使用しているLUMIXのカメラ。
4. サブスクにない音源は、資料としても重宝しておりCDにてコレクトしている。ジャンルレスに集めたCDが並ぶこの棚には、戦前の日本の音楽なども保管されている。
5. 壁面には、バンドのThe Beach Boysや漫画家つげ義春のポスターなど、敬愛するアーティストのポスターを額装し飾っている。
6. 本棚には参考資料として集めていた音楽史の書籍や好きな漫画がギッシリ並んでおり、なかでも1964年から2002年まで刊行していた月刊漫画ガロの作品がお気に入り。
Profile/みの
ロックバンド“ミノタウロス”としての活動や、自身の敬愛するロックを中心としたカルチャーをわかりやすく解説する動画をYouTubeに公開して人気を誇っている。また、株式会社KADOKAWAより3月4日発売の自身第二弾の書籍『にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史』の予約がスタートしている。Instagram:@lucaspoulshock
Photgraphy_YUTA KATO, SATOSHI OMURA, YOSUKE FUJITA, TAKEHIRO SAKASHITA
Edit & Text_YUKI TOYA, smart
※この記事は2024年smart3月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
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この記事を書いた人
ストリートカルチャー雑誌の編集部とファッションPR会社を経て、2022年に独立しフリーランスのライター/エディター/ビデオディレクターとして活動中。プライベートでは、長年続けていたスケートボードをお休みし、ランニングとフグの飼育に没頭。
Instagram:@_yukitoya
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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