【齋藤飛鳥インタビュー】乃木坂46卒業後の活動は「『飛鳥っぽい仕事をしてるな』と思ってもらえたらそれで十分」
執筆者: ライター/東海林その子
『マイホームヒーロー』をはじめ、この秋は2本のドラマに出演するなど、活動の場を広げる齋藤飛鳥さん。「私服はパンツスタイルが好き」という彼女が、大人っぽくも自然体な、等身大のハンサムコーデを披露してくれました!スペシャルインタビューも必読です。
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この作品のおかげで
両親の愛を思い返す機会が増えた
いびつでもまっすぐでも、
登場人物みんなに愛がある
――現在、飛鳥さんが出演されているドラマ『マイホームヒーロー』が放送中です。今回演じた零花はどんなキャラクターでしょうか?
「零花ちゃんはすくすくと愛されて育ち、だからなのかちょっとだけおバカで(笑)。『なんでそんなことしちゃうの? 』みたいなことをときどきしちゃう、でも心優しいまっすぐな女の子です。そして自分の中にしっかり芯がある子で、演じながらそこが素敵だなと思いました」
――芯の強さというのは、どういうところで感じましたか?
「この作品はサスペンスで『血がいっぱい出るんじゃないか』と怖がっているファンの方もいて(笑)、もちろんそっちの趣(おもむき)もあるんですけど、いびつでもまっすぐでも、みんな愛を持って人と接しているんです。零花ちゃんも、お父さんやお母さんに対してウザがったりはするけど、すごく愛があるし、愛されている自覚もあって、それをちゃんと親に返そうともしていて。そうやってまっすぐ育った女の子なんだなというのは、最初から最後まで通して観るとわかるのかなと思います」
――スリリングな雰囲気の中でクスッと笑える家族でのシーンも印象的です。父親・哲雄役の佐々木蔵之介さん、母親・歌仙役の木村多江さんとの共演はいかがでしたか?
「蔵之介さんは私のことを調べてくださったのかな?みたいな話題を振ってくださったり、フランクにお話ししてくださったので、小さい頃からテレビで観ていた方なんですけど、あんまり緊張せずに話すことができて。お芝居も難しく考えず、素直に掛け合いができる空気感を作っていただいたなと思います。多江さんは私がちょっと毒舌な冗談を言うとケラケラ笑ってくださるようなところもあるのに、私を気遣って優しくお話ししてくれたり、現場の全員のお名前を覚えていたり、人としてすごい方なんです。未だにどういう人なんだろう……とも思います(笑)」
――佐々木さんはどんな話題を振ってくださったんですか?
「私の名前を調べるとすぐ母親がミャンマー人のハーフであることが出てくるからか、蔵之介さんが何年か前にミャンマーにひとり旅に行った話をしてくださって、すごく嬉しくて。でも私は日本で生まれて、ミャンマーには1、2回くらいしか行ったことがなくて全然詳しくないので、適当な相づちになっちゃったのが申し訳ないです(笑)」
この記事を書いた人
出版社を経てフリーライターに。ファッション誌、エンタメ誌、web媒体などでインタビュー・執筆。smart本誌では田中みな実さん、山本彩さんの連載などを担当。アイドル、アニメ、食、ドラマなど幅広く興味あり。最近は韓国語を勉強中。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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