【下剋上球児】絃瀬聡一、野球初心者から甲子園を目指す役柄に挑戦!撮影現場の思い出や見どころを語る
執筆者: クリエイティブ集団/画画画
鳥肌モノの展開やセリフに
没入しながら演じる日々
―—(取材時にO.A.が終わっている)第5話までで印象に残っているシーンはありますか?
絃瀬 僕が個人的に好きだったシーンは2つあります。まず小林虎之介さん演じる日沖壮麿が、坊主にして兄の前に現れるシーンがすごく好きです。これまで兄弟仲が悪くて、兄が馬鹿にされることで恥ずかしい思いをしてきた弟の壮麿が、兄の引退の試合を見て思ったことがあるからこそ動く決心をして。最後の「俺がざん高、勝たしたるわ」って言ったあのセリフには鳥肌が立ちました。
―—もう一つの好きなシーンは何ですか?
絃瀬 第5話の最後で、南雲家で(一緒に食卓を囲んだ野球部の)みんなを見ている南雲先生役の鈴木亮平さんの芝居にすごくグッときました。第4話の終わりで、僕ら越山高校は結果的に負けてしまうんですが「初めて9回まで行けた!」と喜ぶシーンがあるんです。そこで南雲先生が「これから先も君らを見てたかったな」って言うシーンがあるんですけど、そこに繋がってるなって思った瞬間、はしゃいでいるみんなの姿を見てるだけで泣いてしまう南雲先生のあの涙にすごく感動しました。
―—鈴木亮平さんが演じられている野球部の南雲先生、素敵ですよね。
絃瀬 実際にお芝居していても「すごくいい監督だな」って思います。南雲先生の言葉一つで納得させられるし、その言葉だけで鳥肌立って。「おっしゃ!やれる!」っていう気持ちになれるんです。すごく引っ張っていただいてます。
―—ドラマの中盤から終盤にかけて、絃瀬さんが思う見どころを教えてください。
絃瀬 僕ら2年生が戦う第6話の夏の地方大会の試合シーンですね。3年生と比べても、1年生と比べても、出来の良くないのが僕ら2年生なんです。それこそ実際に僕も野球はそんなに上手くないし、僕の演じる紅岡も高校から野球を始めている設定で、(奥野壮演じる)野原と僕(紅岡)もサボりぐせがあったり、(福松凛演じる)富島もキャプテンだけどちょっと不安だったり……っていうような出来の悪い2年生たちで。それでも3年生の最後の試合を見て、いろいろ感じたものがあって「よっしゃ!ここから越山高校の歴史を変えてこう!」っていう意識に変わっていくんです。上手くはないんだけど、必死に野球に食らいついて頑張るっていう姿が僕はすごく好きなので、第6話で観られるそういったシーンが見どころだなって思ってます。
―—2023年も終わりに近いですが、来年以降の目標はありますか?
絃瀬 「今日から俺は」がすごく好きな作品ので、コメディーや学園ものに出演してみたいです。また、アクション映画もよく観るのですが、かっこいい立ち回りも出来るようになりたいです。これはもっと将来的な話なのですが、僕は韓国語ができるので、韓国語でのお芝居もいつか挑戦してみたいです。これは僕の武器だなと思っているので、韓国と日本の架け橋になれるような俳優になりたいと思ってます。
(了)
Prpfile/絃瀬聡一(いとせ・そういち)
2001年6月11日生まれ。身長174cm。
Instagram:@so1_itose_official
X: @soichi_itose
photographer=斎藤 大嗣
stylist=青木紀一郎
Hair & Make-up=速水昭仁
videographer / filmmaker / director =Mo-chang-co
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この記事を書いた人
2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。
Instagram:@gagaga_tokyo
Website:https://www.stanford-group.com/creator/creator-38261/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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