【下剋上球児】絃瀬聡一、野球初心者から甲子園を目指す役柄に挑戦!撮影現場の思い出や見どころを語る
執筆者: クリエイティブ集団/画画画
毎回様々なジャンルで活躍するゲストをモデルに迎え、大判カメラで10枚(ONE ROLL)の写真を撮影し、その写真からストーリーを紡いでいく連載「4×5(シノゴ)」。「4×5」という連載名は、大判カメラで使用されるシートフィルムのサイズが由来です。第8回のゲストは、現在放送中のTBS日曜劇場『下剋上球児』に出演している絃瀬聡一さんをフィーチャー。今回は、出演中のドラマ『下剋上球児』の撮影現場での秘話や見どころを聞いた後編をお届けします。
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野球経験なしでも現場ではガチ撮影!
切磋琢磨しながら挑む
―—『下剋上球児』では野球部員の役柄ですが、実際には野球の経験はあまりなかったそうですね。役作りで工夫したことはありますか?
絃瀬聡一(以下、絃瀬) 野球の練習をしてからオーディションに挑んだのですが、それでもやっぱり周りとの野球のレベルの差がありえないぐらいある……と思いました。この差は、僕が今から練習しても追いつけない差だと感じて。そうしたなかで、何か一つでも自分の中の光るものや優れている部分を見せたいなと思ったんです。元々陸上部だったので、足の速さでも見せたいなって思って走り込みもしたり、あとは野球で打ったり取ったりできなくても、まず大前提のフォームを綺麗にしようと思って、実際に野球ができる友達に見てもらいながら、投球フォーム、バッティングフォームを練習しました。
―—実際の現場の撮影雰囲気はどんな感じなのでしょうか?
絃瀬 すごく盛り上がりながら撮影をしています。ドラマの撮影をしているのに、実際に普通に野球をしている瞬間を撮られているような感覚がずっとあるんです。
―—共演者には同世代が多いですが、現場での関係性はどんな感じですか?
絃瀬 オーディションの段階では、同世代で競い合いながらだったので、やはりライバル意識はどうしても抜けなかったんですよね。でも、合格が決まってクランクインしてからは「僕らはこのドラマを作り上げていく越山高校の野球部のメンバーなんだ!」と意識も変わっていきました。野球の試合シーンにしても、そうではないお芝居の面に関しても、何か困ったり、気になることがあったりしたら、「僕らはメンバーなんだ」っていう気持ちで、みんなで話し合いながらドラマを作っている感じがします。
―—三重で撮影されているとのことですが、モデルとなった白山高校の野球部OBの方たちと交流はありましたか?
絃瀬 球場の観客エキストラさんとして、甲子園に出場した選手が来てくださったんです。その時、ご挨拶させていただいたんですが、すごく身長も高いし体も大きくて“強豪校出身の身体つき”だと思いました。このメンバーの方がいたからこそ、白山高校はどんどん歴史が変わっていったんだな、と実感できたので、お会いできて嬉しかったです。
―—地元の方からの反響は感じていますか?
絃瀬 実際にあった白山高校の話を元にしているので、三重の方たちから今回ドラマ化されてすごく嬉しいという声をたくさんいただいて、ありがたく嬉しいお話だなと思いました。
この記事を書いた人
2022年に始動した、オルタナ育ちのエキセントリッククリエイティブ集団。「ガガガ」と読む。合言葉は「ヴィジュアルショック フロム ウォーターヒップ」!スチール撮影、動画撮影などのディレクションから、シューティング、スタイリング、ヘアメイク、キャスティング、デザインまでトータルでプロデュースする。STANFORD所属。
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