【宮崎県民が教える“鶏肉を美味しく食べる”コツ3選】宮崎在住の主婦、都内の人気宮崎料理屋の店主がレクチャー

恵比寿の隠れ家宮崎料理店店主が
すすめる外パリ中ジュワ～な手羽先

恵比寿で宮崎料理屋『福味み』を営むのは、宮崎出身の福留達成（ふくどめ・たつなり）さん。料理人歴の長い福留さんが作る宮崎料理は本当に美味しく、私も周りにもファンがたくさんいます！「お店に来たお客さんにはこだわりの食材を、美味しく食べてもらいたい」と語る福留さん。『普通のものを美味しく出す』をコンセプトにしているだけあり、調理にはいろんな工夫が！家庭で楽しめるメニューも、やっぱりお店で食べると全然違う！と感じる味わいです。

素材としても、鮮度が高くて良い素材のものを厳選しているそうで、お刺身などもお鮨屋さんも顔負けしないものを仕入れているんだとか。それはもちろん鶏肉も同じです。本日は、お店のおすすめメニューに加えて、調理する際のポイントまでお聞きしちゃいました～。

まず最初にご紹介するのは、手羽の一夜干し唐揚げ！

〈作る際のポイント〉
①手羽先を塩水につける（その際、醤油を4~5滴たらすことで、こんがりきつね色に！）
②半日干す
③半日冷蔵庫で冷風をあてる
④上げる際は、③で乾いた手羽先を素揚げすることで完成★
この工程を踏むことで、パリパリに仕上がるんだそう。

え、素揚げ!?と思う方もいるかもしれませんが（実際に私も思いました）、食べてみると外の皮はパリパリで、中はジューシーなお肉があふれる最高の手羽唐揚げでした。お家で作る際にも取り入れられる工夫だと思うので、ぜひお試しあれ！

ちなみに福味みでは、東京でなかなか食べられない鳥のたたきも食べることができます。

普段、唐揚げなどよくイメージされる鶏肉料理には、ジューシーで水分量の多い若鳥が使われていますが、鳥のたたきは廃鶏と呼ばれるおばあちゃん鳥のお肉が使用されているんです。廃鶏はこりこりとした歯ごたえのあるお肉で、うまみが凄く噛めば噛むほど美味しいため、もも焼き（要は地鶏）や、鳥のたたきに向いているお肉です。南九州の人は目にする機会がありますが、東京では珍しいと思うので、東京で鳥のたたきを食べる際はぜひお店に行ってみてください！

福味みさんは宮崎料理だけではなく、季節に合わせた和食メニューも豊富にあります。季節の土鍋ご飯も締めにおすすめ。

通年で提供されている「宮崎赤鶏もも焼きと九条葱」の土鍋も宮崎を感じるのでぜひ試してほしいです！

気さくな店主とスタッフの皆さんが出迎えてくれます！立地も便利な恵比寿駅から徒歩3分の場所にお店もありますので、東京にお住まいの方はもちろん、他県から東京へ来た際にはぜひ立ち寄ってみてください。イケメンのスタッフさんにも会えるかも……？

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