【Tシャツコレクターのスタイリストに聞いた】センスがいいTシャツ選びの秘訣、コーデを格上げする着こなし方法とは?
執筆者: smart編集部
ファッション業界で活躍している先輩は、一体どんなTシャツを所有しているのだろうか。数えきれないほどTシャツを所有するTシャツコレクターであるスタイリストのコダンさんに、そのこだわりを聞いた。
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Tシャツコレクター
コダンさん(スタイリスト)
PROFILE
1985年奈良県生まれ。ファッション誌から広告まで幅広い媒体で活動しているファッションスタイリスト。アメカジをベースにミリタリーからモードまで幅広い知識を持つ。
トレンドに合わせてセレクトされる
ジャンルレスな古着Tシャツ
骨のデザインがプリントされた古着のTシャツシリーズ。バイカーなどの不良カルチャーが好きなコダンさんならではのセレクト。(以下、Tシャツは全て本人私物)
さまざまなファッション誌や広告などで、トレンドを取り入れたスタイリングを手がけるスタイリストのコダンさん。Tシャツは古着がほとんどと話す彼は、一体どんなTシャツを集めているのだろうか。
コダン ボトムスが1 番好きで、それに合うトップスという視点でいつもTシャツを選んでいます。今だったら、リーバイスの502を腰穿きし、ショート丈のTシャツを合わせて、ベルトをチラッと見せるようなスタイリングが旬でハマっています。なので、Tシャツの裾をカットオフして自分好みの丈感にしたりもしますね。
すべて裾をカットオフさせた古着のTシャツ
仕事柄常にトレンドを追い続けているからこそ、注目しているアイテムは、旬な着こなしができるものになっている。そして、仕事以外の私服に関しては、ロジカルではなく、感覚で古着を買い漁ることが多いのだとか。
コダン 洋服全般的に好きなものはコロコロ変わりますし、カルチャーを追いかけるってことはしなくて。あくまでデザインとしてしか見ていないんですよね。
古着のフリーメイソンとハーレーダビッドソンのロンT。袖にプリントが入ったデザインを気に入り、何着も集めている。
ファッションに対する気分は変われど、Tシャツのデザインに関しては、ブレないものを持っているという。
コダン 昔からガイコツやドクロの類いのデザインに惹かれるところがあって、見つけたら買うようにしていたり、ラグランTシャツやGAPの古着みたいに、いなたいテイストのTシャツや、ラットフィンクみたいなキャラTシャツも好きで昔から集めています。それと、Tシャツに関連するものとしてロンTもよく集めていて、袖にプリントが入ったデザインに惹かれることが多いですね。
一つのジャンルに固執するのではなく、ジャンルレスにトレンドやトータルバランスを考えてTシャツを収集するコダンさん。最後に古着Tシャツの魅力について語っていただいた。
コダン 仕事柄、デザインの元ネタの方が気になってしまうことがあり、結果として、新品よりも古着のTシャツの方が気がついたら多くなっていました。それらを、トレンドに合わせて着こなすのが、新鮮で楽しいですよね。ぜひsmart読者の方にも、持ってるTシャツをカットオフして着てみてもらいたいですね。
Photography_YUKI OHASHI
Edit & Text_Teneight, smart
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