【高円寺の人気古着屋「深緑」でしか買えない!?Tシャツ7選】映画、アニメ、アーティストなど“今の時代を感じる”セレクト

東京と大阪のスタイルのある古着屋さんでは、今どんなアイテムをプッシュしているんだろうか。斬新なデザインから、価値が高い一点モノまで、さまざまな魅力がこもったTシャツを追求している古着屋の中から、今回は東京・高円寺の古着屋「深緑」のTシャツを紹介。

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独自の世界観を築き上げ
ジャンルレスに斬新なセレクト
〔深緑〕

高円寺にお店を構える深緑は、ジャンルレスに古着を取り扱い、独自のスタイルを築き上げている。古着好きだけでなく、音楽アーティストやファッション関係者など、常に幅広い層から支持を得ているお店には、古着や小物に雑貨がぎっしりと詰め込まれている。扱っている古着は、1960年代から2000年代のものまで幅広く展開されている。

「今年もTシャツは大量に仕入れていますよ」。そうオーナーのShogoさんが話すように、映画やアニメにアーティストのツアーTシャツなどがジャンルごとに並べられ、クスッと笑ってしまうようなセレクトから、レアな一枚まで、多様なスタイリングが可能になっている。そしてそれらのアイテムは、Shogoさんがすべて買い付けを行っており、東京の街並みからインスピレーションを受けたものが、服選びに繋がっているのだとか。

そして、最近セレクトする上で意識していることは「今の時代を感じることです」と話す。そういったマインドで集められたアイテムたちは、他のお店とは一線を画すセレクトで、店頭に足を運ぶと常に新しい発見を与えてくれるのだ。フラットな感覚で、斬新なアイテムを揃える理由は、純粋に楽しいからだと話す姿勢からも、Shogoさんのジャンルにとらわれないファッションに対する独自の目線がうかがえる。

では、そんなShogoさんが今注目するアイテムは一体なんなのだろうか。実際に聞いてみると……、「秘密です（笑）。お店に来て感じ取っていただきたいです」。そんな答えが返ってきた。SNSが普及し、ネットでも古着を簡単に買える時代ではあるものの、お店に足を運び、実際に見てスタッフと会話を重ねることで得る気づきが、Tシャツに付加価値を与えて、新たな発見も与えてくれる。そんな独自のセレクトで並べられたアパレルとShogoさん＆スタッフの、ゆったりとした温かい人柄に魅せられて、多くのお客さんが今日もお店に足を運んでいる。

Photography_ TAKEHIRO SAKASHITA［BYTHEWAY］
Edit & Text_Teneight, smart

※この記事は2023年smart9月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。