【元恋人と新恋人、どっちを選ぶ?】話題のPrime Video新恋愛番組『ラブ トランジット』の見どころを大久保佳代子とEXITが語る!
執筆者: ライター/石野志帆
6月15日(木)からPrime Videoにて、Amazon Originalの新恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』の独占配信が開始される。『ラブ トランジット』は、韓国で爆発的な大ヒットとなった恋愛リアリティ番組『乗り換え恋愛』のフォーマットを元に、日本で新たに制作された番組。5組の元カップルたちが、約1カ月間のホカンス(ホテルでの共同生活)を通して、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る、新感覚リアリティショーだ。配信開始に先立ち、番組MC6名(※)のうち、大久保佳代子さんとEXITのお2人にインタビューを敢行!未練や嫉妬、葛藤など、元恋人を前にして繰り広げられる人間ドラマを一足先に観た3人に、見どころを聞いた!
※……大久保佳代子、EXIT、松岡茉優、
「30歳女子、友達付き合いを改めて悩む時期」納言・薄幸が“スパッと縁を切ってもいいと思うよ”と説く理由
元恋人が誰なのかわからない
“謎解き感覚”の面白さ
——10名の参加者は、それぞれの元恋人「通称“X(エックス)”」が誰なのか知らないまま、ホカンス(「ホテル」と「バカンス」の造語)で生活を送っていきます。どんなところで盛り上がりを感じましたか?
りんたろー。 物語が進むにつれて誰が誰の“X”なのかわかっていくのが、盛り上がりの一つですよね。「この人とこの人が元カレ、元カノなんだ!」みたいな。
——それを予想していくのも楽しそうですよね。
大久保佳代子(以下、大久保) 楽しいですね~。それがわかった上で観ると、「あ、こういう顔は、こういう感情でしてるんだ」っていうのにつながるんで、より見ごたえが増していきましたね。
——参加者に共感する場面はありましたか?
大久保 すっごい昔に振られた時、すごく引きずった経験があって。どんどんボロボロになっていく感じとか、そういう姿とかは共感できましたね。別れる時って、2人とも納得して別れているわけじゃなくて、どっちかに未練が残っているパターンがやっぱり多いと思うんですよ。その人たちが1カ月の“ホカンス”の中で、どう切り替えていくのか、もしくはめちゃくちゃ引きずっていくのか……その感じは共感しました。
りんたろー。 僕も学生時代とかに「あの人にもう一回振り向いてもらうために変わるんだ!」みたいなのは確かにあったような気がしていて。(そうした参加者の)人間として成長しようと頑張っているところが、推せましたね。
——今回の参加者の中には「未練が残っている」という方も入っていると……?
大久保 そうなんですよ!そこがね……。ホントに勝ち負け(がある世界)じゃないけど、やっぱり「愛情が多いほうほど負け」みたいな。(未練が残っている側が)振り回されたりとか、気をつかって「(別れた当時の自分から)変わるよ!」なんて言っちゃったりとかするけど……。まぁ、そうやって成長していくんですかね……人って。
(一同爆笑)
りんたろー。 確かに(笑)
——その状況って切ないですよね。
大久保 切ない!でも“X”に対して愛情がちょっと少なくなっちゃった子も、「あなたのために変わる」って言ってくれる“X”に対して、ちょっと冷たくなったりせざるを得ないっていう……。そっちの立場もツラいんだろうなって。もしかしたら、罪悪感が生まれるかもしれないし。
幸せになってほしい、
とは思うけれど……
元恋人の恋愛が見えちゃうって、
どう?
——もし、自分が参加者で「やっぱり元サヤに戻りたい」となったら、どう行動すると思いますか?
大久保 難しいですよね、振る舞い方が。アプローチしすぎると、やり過ぎになるかもしれないし。かといって、近づいてくる新しい相手の邪魔をしたらすごく性格悪くなるし……。客観的に観ていても、「切り替えなよ」「次行こうよ」と思うんですけど。 本人たちはね、なかなかそこが切り替えられずに「変わるよ!」って必死になったりね。
兼近大樹(以下、兼近) ありのままで生きてる同士が一緒にいるから、それが正解っていうか楽しいわけで。相手に合わせるようになっちゃうと結局誰でもいい、ってなっちゃう気はしますけどね。
りんたろー。 「自分が変わって(元サヤに)戻れるなら戻りたい」って思えるくらいの(好きな)相手ってことなんだと思うよ。
——元恋人が、他の人と恋愛するという状況をご自分に置き換えたら、どうですか?耐えられそうですか?
大久保 ここに出ている子たちも、「自分じゃなくても“X”が良い人を見つけて、幸せになってくれればいい」って言っていましたけど、「本当かなぁ?」とは思います。
りんたろー。 確かに確かに。(笑)
大久保 「本当に100%そう思えるかな?」とか。だったらそういう時は自分も幸せになっていたいな、って思っちゃいますよね。
りんたろー。 (元恋人の新しい恋愛が)見えるのと見えないのでは、全然事情が違うじゃないですか。見えるのはキツイですよね。
兼近 僕は見るのは耐えられるとは思いますけど……、本当は見たくないですね~。
りんたろー。 でも幸せだったらいいでしょ?その元カノが。
兼近 うん、そうそう。だから別に見なくていいんですよね。
大久保 確かに見るのは嫌だよね。やってることはエグイですよ(笑)。
兼近 “なるべく見ないようにしているものを見せられる”っていう人間実験バラエティです(笑)。
——そうした状況を客観的に観て、どう感じましたか?
兼近 パートナーと過ごしていた期間で“使った技術”とかってめっちゃあるじゃないですか。
——例えばどんなことでしょう。
兼近 「こう言ったら喜んでくれる」とか、「こう返しておけばうまくいくだろう」とか。そういう技術を使ってきた相手の前で、(他の相手に対して)惜しみなく使っていくわけですよね。そういう“技術の駆け引き”を、全員どういう気持ちで見てるんだろう……って思いながら観てました。
大久保 あの中に入ってみなきゃわからないですけど「どういう気持ちでいるんだろう?」って思いますよね(笑)。
兼近 全部知っているわけですもんね!
バーで元カノがイケメンと……
りんたろー。の衝撃体験
——これまでのお付き合いの経験の中で、元サヤに戻った経験はありますか?
りんたろー。 僕は1回ありますね。仕事が忙しくてすれ違って別れたんで、仕事が落ち着いたらうまくいくのかな、って思って戻ってみたんですけど、やっぱりうまくいかなかったですね。
大久保 私はないですね。大体のパターンが「好きな子ができた」って言われてフラれるか、私がちょっと嫌になって居留守を使うかどっちか。
兼近 なんで居留守使うんすか(笑)。
大久保 そこから(元サヤに)戻ったってことは、ほぼないんですよね。
——元カノや元カレが、誰かといる場面に遭遇したことはありますか?
りんたろー。 “コの字型”の座席があるバーで、(自分の)向こう側に元カノとイケメンが座ってたことがありました。
兼近 えーっ!!怖っ!あるんだ!
——どんな感情になりましたか?
りんたろー。 なんかドキドキしましたね。当時僕は誰とも付き合ってなくて。その後(元カノが)一緒にいた彼を断って、「二次会行こうよ!」みたいな感じになったんで。またそれも興奮しました(笑)。「イケメンの彼を(差し置いて)……?いいんですか僕で」っていう。
大久保 なるほどね~、優越感を感じてっていうね。
これまでにない恋愛番組で
久々にどハマりできる要素満載!
——改めて、『ラブ トランジット』の見どころを教えてください。
りんたろー。 元カノ元カレっていう“X”の存在を前に、お互い昔の恋愛を引きずったりしながら前を向いて新しい恋愛に向かっていくところを観られるっていう新しさと、そこでの感情とか苦しい表情とか、一つ一つが見どころだと思います。
兼近 僕は本音と建前との間の、言葉巧みなやり取りですね。相手を傷つけないための嘘をついたり、相手をこれ以上傷つけないために(あえて)本当のことを言って傷つけたり……。「人って常に嘘と本音を織り交ぜて生きてんだな~」っていうのを観られるのが楽しいと思います。
大久保 私は、最近どの恋愛リアリティショーを観ても、すごく無感情で観ていることが多かったんですけど、“ワーワーしゃべりながら観られる!”みたいな番組に、久々に出会えた!って思いました。嫉妬心だったり、「振り向かせたい」という気持ちだったり、カッコつけたりとか、何かそういう見苦しさとか、すごい見ごたえがあるし、いろんな感情が見えるんで、ハラハラドキドキしてすごく面白かったです、本当に。
『ラブ トランジット』
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C5BCV4M9
配信開始日:2023年6月15日(木)22時より独占配信開始
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
話数:本編 8話
出演者:EXIT(りんたろー。/兼近大樹)、松岡茉優、磯村勇斗、大久保佳代子 (第1話~第4話)、MEGUMI(第5話~第8 話)
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写真=大村聡志
インタビュー・文=石野志帆
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この記事を書いた人
TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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