ソン・ガン、チェ・ウシク、コン・ユなど人気俳優が出演！Netflixで楽しめる“一気観したい”韓国ドラマ4選

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動画配信サービスを利用する人が増え、好きなときに好きな作品を楽しめるようになった昨今。いざ作品を観始めると、続きが気になってしまい時間を忘れて観続けてしまうことも。今回は、一度観始めると止まらない、そんな韓国ドラマをピックアップ。長期の休みや休日を利用して、ぜひ一気観をしてみてはいかが？

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一気観したい韓国ドラマ1
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

ロースクールを主席で卒業し、クジラと海苔巻き（キンパ）が大好きなウ・ヨンウ（パク・ウンビン）は、大手法律事務所ハンバダに入社した自閉スペクトラム症を抱える弁護士。まっすぐで純粋な心の持ち主だが、思ったことを口にしてしまうところがある。入社当時は戸惑っていた事務所の人々も、彼女の天才的な頭脳と記憶力、そして他とは異なる視点で事件に向き合い、裁判へと挑む姿を見て、スタッフのイ・ジュノ（カン・テオ）をはじめ、先輩弁護士や同期も共に協力し、仕事に挑むようになる。

ヨンウは、自閉スペクトラム症を抱えていることや、自身の出生の秘密のためにさまざまな偏見や困難に出くわす。しかし、家族や友人、理解ある同僚たちに囲まれながら、仕事や人間関係に奮闘していく姿が印象的。そして何より、「上から読んでも逆さまに読んでもウ・ヨンウ。キツツキ、トマト、スイス……」が口癖だったり、クジラの話をし始めると止まらなくなってしまう彼女の前向きで明るい性格にホッとする。

そしてなんと言っても本作品で注目なのが、ヨンウの一番の理解者となる、ハンバダ訴訟チームスタッフのジュノ。回転扉に戸惑っていたヨンウに対し、「ワルツを踊ると思えばどう？」とやさしく声をかけてくれた人物で、大好きなクジラの話にも付き合ってくれる存在。本作品は、ウ・ヨンウの成長だけでなく、自閉スペクトラム症という壁を乗り越えようとする二人のロマンスもみどころの一つです。話が進むにつれ、韓国での視聴率もうなぎ上りで上昇し、2022年を代表する作品になった本作。心温まるドラマを観たい！という人におすすめしたい作品。

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一気観したい韓国ドラマ2
『静かなる海』

人気俳優ぺ・ドゥナやコン・ユが出演することで話題となった韓国発のSF作品。砂漠化により、水も食料も不足してしまった地球を救うため月へと派遣されることになった特別隊員たちは、廃墟となってしまった月面の研究所から謎のサンプルを回収する任務に就く。

ぺ・ドゥナ演じる主人公のソン・シアンは、元宇宙生物学者で今は動物生態の研究を行っているが、ある日SAA（宇宙航空局）のジェサン課長（ホ・ソンテ）からサンプル回収の依頼を受ける。シアンの姉は、かつて月の研究施設で起きた事故により亡くなっているため、依頼を受けるかどうか迷うも参加を決意する。他の隊員たちと共に月に向かうが、月面に衝突をしながらの着陸。船外へと出るものの、酸素の量も限られてしまうと任務開始から難題が続く。さらにたどり着いた研究施設では、過去に起こった事故のせいで何やら不穏な出来事が次々と起こり、隊員たちが一人、また一人と亡くなってしまうのだ。

日本の作品ではなかなか観ることができないような本格的なSF作品というだけでもワクワクしてしまうのだが、隊員たちが亡くなるのはなぜなのか、過去の事故とどういった関係があるのかが気になって止まらなくなってしまう！ぺ・ドゥナやコン・ユといった実力派のベテラン俳優の演技もさらに迫力を高めてくれる。恋愛ドラマに飽きてしまった方や、一味違った韓国ドラマを楽しみたいという方にぜひ観てほしい作品。

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一気観したい韓国ドラマ3
『ナビレラ−それでも蝶は舞う−』

韓国のウェブトゥーン（ウェブ漫画）を実写化した作品で、『わかっていても』で爆発的な人気を獲得したソン・ガンの代表作でもあるドラマ。まじめな性格で、元郵便配達員のシム・ドクチュル（パク・イナン）は、大切な友人を亡くしたことを機に、かつての夢だったバレエを始めるためバレエスタジオを訪れる。

ドクチュルが訪ねたスタジオで見かけた一人の青年。彼は、才能がありながらもさまざま理由でくすぶり続けているバレエダンサーのイ・チェロク（ソン・ガン）だ。彼は生きることに必死でなかなかバレエに集中することができずにいたが、ドクチュルにバレエを教える役割を担うことになる。

バレエを始めるドクチュルはいつも楽しそうな笑顔が印象深い。ただ、家族の理解を得ることは難しく、妻や息子からは「恥ずかしい」と頑なに反対されてしまう。しかし、バレエを愛し、いつも笑顔で必死に頑張るドクチュルの姿に家族も心を動かされていく。さらには、最初は嫌々教えていたチェロクも、そんなドクチュルに接するうちに自分の人生やバレエに対して気持ちに変化が現れるようになる。ドクチュルという一人の老人によって、周囲の人の心が動かされていく姿には涙なしに観ることができない。

しかし、周囲の心を動かし続けたドクチュルにある問題が起こる。家族やチェロク、そしてドクチュル自信はその現実にどう向き合っていくのか。実際にも十分に起こりそうなドラマチックな展開に、話が進むにつれ一時も目を離すことができなくなる。夢を追うことの大切さ、そして周囲の人たちとの関わりの大切さを教えてくれるハートフルな作品。思い切り泣きたいときにもおすすめしたいドラマの一つ。

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一気観したい韓国ドラマ4
『その年、私たちは』

映画『魔女』で激しいアクションシーンを繰り広げたキム・ダミとチェ・ウシクが共演した話題のドラマ作品。成績優秀なクク・ヨンス（キム・ダミ）と、授業中はいつも寝ている学年最下位のチェ・ウン（チェ・ウシク）は、ドキュメンタリーに出演することになり、1カ月間共同生活をすることに。二人はその後5年間付き合うも結局破局してしまう。

時は進んで大人になった今、広告会社のリーダーとして働いていたヨンスは、仕事で「人気イラストレーター・コオが店舗開店日にライブドローイングをする」という案を気に入られ、大型契約を結ぶことに。そのコオという人物は素性が明らかになっていない人気アーティスト。しかしその正体はウンだったのだ。その頃、高校時代に撮影したドキュメンタリーがインターネットで話題となり、当時撮影を担当していたキム・ジウン（キム・ソンチョル）が再び二人のドキュメンタリーを撮りたいと言い出すことに。

再開したヨンスとウンの絶妙な空気感、二人の心の揺れ動きにドキドキが止まらない！という人が続出。演技力にも定評があるキム・ダミとチェ・ウシクが描く恋愛劇というだけあり、かつての甘酸っぱい恋愛を経て再開した大人の二人に姿にキュンとしてしまう。そして何より映像がきれいでおしゃれ。また、ファッション好きならぜひともチェックしておきたいのが、ウンが纏うファッション。女子目線から見てもかわいくておしゃれなファッションに身を包んでいる。チェ・ウシクと仲がよく「ウガウガファミリー」としても知られるBTSのVが歌うOST「Christmas Tree」が切ないシーンで流れるのでそちらにも注目。

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文＝相馬香織

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