【編集部の映画レポ・第3回】この夏見るべきアニメ映画は『ペンギン・ハイウェイ』!【原作者の森見登美彦インタビューも】

2018/08/07

 

 

自称映画通の編集Yが勝手におすすめ作品を紹介する不定期連載。

 

今回は、アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』をピックアップ!

原作は「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」など、数々のベストセラー作品をもつ

森見登美彦の同名小説、「ペンギン・ハイウェイ」。

 

この少年の一夏の成長を独特の世界観で瑞々しく描き、多くのファンに支持され続けている作品が、

 

『台風のノルダ』(15年)で第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞したスタジオコロリドにより、

この夏アニメーション映画として生まれ変わります。

 

 

 

あらすじ

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院のお姉さん。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けてきた。

 

夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来て、どこへ行ったのか……。

 

ペンギンの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究を始めたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に笑顔のお姉さんが言った。

 

「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」

 

森見登美彦さん特別インタビュー

 

なんと今回『ペンギン・ハイウェイ』原作者の森見登美彦先生にsmartWEBが取材をしてきました~!

 

 

実はかねてより森見先生の大ファンだった編集・Y

 

作品は全てチェックし、森見先生が京都を案内する『森見登美彦のぐるぐる案内』を片手に作品の舞台になることが多い京都大学や出町柳、先斗町などはもちろん、叡山電鉄に乗り、鞍馬まで足を運んだほどの熱狂ぶりでございました(笑)。

(※コアなファン向けの内容で申し訳ございませんが、猫ラーメンのモデルとなった屋台のラーメンを食したほどでございます。)

鴨川って憧れますよね~!

 

 

若干取り乱してしまいましたが、

 

そんな大好きな森見先生に、映画『ペンギン・ハイウェイ』についてお伺いしました。

 

 

―森見先生原作のアニメといえば、『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』などを担当したイラストレーターの中村佑介さん、『有頂天家族』を担当した久米田康司さんなど、個性的なキャラクターデザインがイメージでしたが、今回のキャラクターはまた違った印象でした。

 

森見登美彦先生(以下、森見)「映画が完成する前に、監督がイメージ的な絵を企画の段階で見せてくださっていて、これはこれでありかも、と思っていました。キャラクターとして、とっつきやすい可愛らしさがあるなあと。有頂天(家族)や四畳半(神話大系)など、いろいろな形で映像化していただいて、それぞれクセのある表現だったり、作り方だったりと思うのですが、それに対して『ペンギン・ハイウェイ』は、(子供から大人まで楽しめる)間口の広い映画になってると思います」

 

 

―確かに背景の作画も綺麗ですし、キャラクターもかわいらしい。原作を読んでいても小学生のアオヤマ君の冒険というどこか不思議だけどキュンとくる内容で、今までの森見先生の作品とは違った印象を受けたのでぴったりではありますよね。

 

森見「(森見原作作品アニメの)入り口としてはいいのではないかな。(今までの作品に)慣れていなくても観られるように作っていただけているなと思います」

 

―そんな森見先生から、今作のみどころを教えていただきたいのですが。

 

森見「登場人物が全員魅力的に描かれているところかな。特にアオヤマ君のキャラクターが非常に忠実に作られていて、アオヤマ君とお姉さんの主役2人のやりとりが丁寧に描かれているんです。あとは街のキラキラした表現とか、アオヤマ君の目にはこうやって映っているんだろうなと想像できますいうのが、そのまんま表現されています」

 

 

―森見先生の作品といえば「京都」のイメージですが、この作品は京都じゃないようで。どこをイメージされているのですか?

 

森見「それはちょっとあまり言いたくない(笑)。それに現実にある町をそのまま書いているわけではないんですよ。ある都市とある都市の組み合わせといいますか、架空の街を作っているので、原作ではある程度、自分が昔住んでいた場所を想像していましたけど、そのまんまではないので。あと、単純に普通の住宅地なので迷惑かかるといけないから」

 

―私みたいにロケ地まわっちゃう人もいるだろうし(笑)。気をつけます(笑)。

 

森見「あはは(笑)。まあ京都やったらね、観光地ですから行ってもらって平気でしょうけれど(笑)。まあ、この作品は、「日本のどこかにある郊外の街」と思っていただければ。でも、こんな風景って日本中どこでもあるじゃないですか」

 

―確かに。都会でもない、でもそれほど田舎でもない、ちょうどいい感じですよね。

 

森見「こういうところで育った人ってたくさんいると思うんです。これを懐かしいと思ってくださる人が全員映画を観てくれれば、大ヒットするんですけどね(笑)」

 

―昔の気持ちを取り戻すといった面でもみどころなんですね。

 

発売中! smart9月号になんと森見さんが登場!

 

優しく、気さくにインタビューに答えてくださった森見先生。

本当に感謝しかございません。

 

そして、発売中のsmart9月号「有名人の最近購入したモノとその理由」にて、

森見先生がおすすめするアイテム3つを紹介!

 

最近購入した、ある家具からファッションのことまで聞いてきました~!

 

気になった人はぜひsmart9月号読んでみてください!

 

8月17日(金)全国ロードショー、『ペンギン・ハイウェイ』を見逃すな!

 

そんなわけで、期待値大の『ペンギン・ハイウェイ』は

8月17日(金)から!

 

 

子供も大人も楽しめる爽やかなアニメーション映画になっているので、

見て後悔させません!

 

 

ぜひぜひ友達や恋人、家族などと一緒に行ってみてください!

 

 

 

【公式HP】http://penguin-highway.com/

 

(編集・山口)