【編集部映画レポ第1回】BATTLE OF THE SEXES(バトル・オブ・ザ・セクシーズ)【『ラ・ラ・ランド』エマ・ストーン主演】
「木村昴が過去の恋愛を“詳しく”ぶっちゃける」ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』主演が決まったときの心境も改めて振り返って……
気になっている映画をただただピックアップして紹介するこの企画。
第一回目の今回は、
アメリカテニス界のある人物を描いた実話、
「BATTLE OF THE SEXES(バトル・オブ・ザ・セクシーズ)」!
1973年、全世界で9,000 万人の目をくぎ付けにした決戦があった。
女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キングと、元男子チャンピオンの
ボビー・リッグスの戦いだ。女子の優勝賞金が男子の1/8 だったこの時代、男女平等
を求めたビリー・ジーンは仲間と共にテニス協会を脱退し、“女子テニス協会” を立ち上げた。
待ち受ける数々の試練に立ち向かっていたビリー・ジーンに、“男性優位主義の代表”として挑戦状を叩きつけたのが、ボビーだ。ギャンブル癖のせいで最愛の妻から別れを宣告されたボビーは、この試合に人生の一発逆転もかけていた。果たして、一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンが、すべてをかけて戦う理由とは?
全世界が見守るなか、“バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い” が幕を開ける──
気になるポイント① 豪華スタッフ、豪華俳優人!
監督は作品賞を始めアカデミー賞® 4 部門にノミネートされた
『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス夫妻、
撮影は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞®を獲得したリヌス・サンドグレン。
ビリー・ジーンには、世界中から愛されて大ヒットとなった
『ラ・ラ・ランド』で見事オスカーに輝いたエマ・ストーン、
ボビー・リッグスには
『フォックスキャッチャー』で同賞にノミネートされたスティーブ・カレルという豪華さ。
スタッフ、キャストのラインナップだけでも面白さは伝わってくるぞ……。
気になるポイント② エマ・ストーンの肉体改造
テニス経験0だったエマ。
ラケットを握ったことすらなかった彼女だが、
4ヶ月の特訓を受け、7kgの筋肉をつける肉体改造を行ったとのこと。
たしかに『ラ・ラ・ランド』のときにくらべてがっちりしたという印象でしたが、
まさかそれほど役作りをしているとは……。
気になるポイント③ ファッション
なんといっても注目すべきはそのファッション。
衣装のメアリー・ゾフレスは、
「ファッションの歴史を考えると、
70年代は服装を通じた自己表現が世に出始めた頃。
だから画面上にその雰囲気を表現したかった」
と語り、
ビリー・ジーンのトレードマーク、
青のアディダスのスニーカーはテニスプレイヤーとして初めて色つきのシューズを履き、
リストバンドと色を揃えたと語った彼女にとって重要なキーアイテムなのだが、
それはすでにアディダスでは生産を終了しているモデルだった。
そこで、アディダスに特注し、特別に再現をしたのだ。
そのほか、スタンスミスやスーパースターなど、定番のスニーカーも登場。
加えて70年代のザ・アメリカファッションも見ていて楽しい仕上がりに。
7月6日(金)より公開!
そんなわけで『BATTLE OF THE SEXES(バトル・オブ・ザ・セクシーズ)』
7月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか随時全国公開予定!
気になった人はチェックしてみては?
【公式HP】battleofthesexes.jp
監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス『リトル・ミス・サンシャイン』
製作:ダニー・ボイル、クリスチャン・コルソン『スラムドッグ$ミリオネア』
脚本:サイモン・ボーフォイ『スラムドッグ$ミリオネア』
出演:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』アカデミー賞R 受賞、スティーブ・カレル『フォックスキャッチャー』アカデミー賞R ノミネート、アンドレア・ライズブロー『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、ビル・プルマン『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』、アラン・カミング『チョコレートドーナツ』
battleofthesexes.jp 2017年/アメリカ映画
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox
上映時間:122分
(編集・山口)
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