【窪田正孝と行く熊本サウナ旅③】締めは無人営業のディープな老舗サウナ
執筆者: smart編集部
サウナをこよなく愛する俳優の窪田正孝さんとsmartサウナ部が「今度、 熊本のサウナに行きたいですね!」 という話をしたのは、 昨年の12月のこと (※2021年12月13日公開の記事「窪田正孝とサウナの話[smartサウナ部 vol.1]」)。今回、なんと念願叶って九州は熊本県まで弾丸サウナ旅をしてきました。窪田さんと一緒に旅をしたのは、 smartサウナ部の部長 ・ スタイリストの有本祐輔さん。おすすめ施設やご当地サ飯とともに、心の底から発汗した旅の一部始終をお届けします。
「韓国のサウナは焼き芋でととのう」アジア最高温度のサウナで九死に一生!?サ飯は本格サムギョプサル
※この記事は2022年smart10月号に掲載中の記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
熊本の「水風呂」は日本一!?
天然地下水でミネラル豊富!
湧き水が豊富な熊本市は、政令市で日本で唯一、水道水を「100%地下水」でまかなっている。地中の炭酸ガスやミネラル分が適度に溶け込んだ地下水は、まさに天然のミネラルウォーター。味もまろやかでとっても美味しい!サウナー(サウナ愛好家)たちの間で、熊本が「西の聖地」と呼ばれる所以(ゆえん)は、まさにこの「水」にあるのだ。
SAUNA SPOT 3
田迎サウナ
入浴は男性限定。無人営業のディープな老舗サウナ
ローカルの方々に愛される「田迎サウナ」は、35年以上の歴史がある超老舗サウ
ナ。無人営業というものの、しっかり手入れされ管理が行き届いた施設は、古いながらとても清潔感がある。
浴室内はサウナ室の他に湯舟と水風呂、シャワーが数台のシンプルなつくり。お湯を張った湯舟より水風呂のほうが大きいところからも、水風呂の重要度がうかがえる。こちらの水風呂も、もちろん天然水。細いパイプからかけ流しでジョボジョボと流れ出てくる地下水は、飲料水としてそのまま飲むこともできる。
110℃を超えるかなり熱めのサウナ室内は、適度な湿度があり、入るとすぐに気持ちのいい汗が噴き出てくる。サウナ室には備え付けの小さな扇風機があり、紐を引っ張ると回り出して、熱波が吹く。窪田さんはこの扇風機がお気に入りで、ずっと扇風機のそばに座って汗を流していた。
撮影が終わる頃、営業開始時間が近づき続々と常連さんたちがやってきた。「こんにちは! どこから来たのー!」「こんにちは。東京から来て、撮影をさせていただいていました! もう終わりますので!」「いいんだよー! ゆっくりしていきなー!」と、旅先で交わす会話もまた特別。本誌を読んで「田迎サウナ」を訪れる際は、ぜひ、地元の諸先輩方にしっかりご挨拶をしてくださいね。
入浴料500円は、水槽にイン!
入口を入ったら、まずは受付に置いてある水槽に500円を入れるのがこちらのルール。無人営業なので、お釣りが必要な場合は目の前に紐で吊るしてある500円玉から1枚取ろう。防犯カメラはあるものの、施設を利用する地元の人たちの信頼関係で成り立っている。
田迎サウナ
(住所)熊本県熊本市南区良町1丁目17-12
(電話番号)なし
(営業時間)12:00~20:00
熊本サウナ旅MAP
今回、窪田さんとsmartサウナ部が訪れたサウナはこちらの3か所。それぞれの
サウナ間は、車で10分~20分もあれば移動できる(※交通事情による)ので、
旅行で訪れる際はレンタカーやカーシェアで巡るとスムーズ!
[窪田正孝さんの衣装]水着¥5,390/コロンビア(株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン☎️ 0120-193-803)
[有本さんの衣装]P30で着用のパンツ¥44,000/ヘリル(にしのや☎️03-6434-0983)、その他/すべてスタイリスト私物
Profile/窪田正孝(くぼた・まさたか)
1988年8月6日生まれ、神奈川県出身。2006年俳優デビュー。役者として数々のドラマや映画に出演し、NHK連続テレビ小説『エール』(2020年)では作曲家の古関裕而をモデルにした主人公を務めた。映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』内「おとこのことを」『マイ・ブロークン・マリコ』、『ある男』(2022)、2023年には主演映画『スイート・マイホーム』が公開予定。
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サウナに魅了された人たちが、それぞれのサウナ愛を持ち寄るWEB連載[smart サウナ部]! ナビゲーター(部長)は、“週8サウナ”を自負するスタイリストの有本祐輔さん。サウナに関する情報をお届けしています。
Photography_YUJI TAKEUCHI[BALLPARK]
Styling_YUSUKE ARIMOTO[NANAKAINOURA]
Hair & Make-up_JIN KIYOTA
Illustration_HISAYUKI HIRANUMA
Text_smart
この記事を書いた人
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